「ヨコハマ・コラール・フェスト(YCF)」は、昭和56(1981)年に
始まった。したがって、1982年が第2回・・・・・・、今年(1919年)は第
39回、来年(1920年)は第40回となる。
YCFの特色は、
○「聴く」ことを通して勉強しよう・・・・・・これはすばらしい。まさしく
「歌う」ことは「聴く」ことだ。「耳」がないと歌えない。
○みんなで歌おう(実行委員会が選曲・編曲した愛唱歌をブロックの最
後にみんなで歌い、合唱団相互の交流を図る)
○専門講師による講評(専門の立場でアドヴァイスされた「講評カード」
がもらえる)
というものだ。
ガチガチの「コンクール」とは違って、本当に「自分たちの音楽」を楽
しめる(そして客観的に聴く)催しかもしれない。
YCF「生みの親」は吉田考古麿先生で、現在の実行委員長は松村努
先生だ(木下保先生の孫弟子にあたるのかな。木下保先生--三林輝夫
先生--松村努先生)。
いささか横道へ入るが、吉田先生は横浜平沼高校のご出身で、私の妹も
同校合唱部時代、指導していただいた。以前書いたかもしれないが、私
が大学時代、その発表会を聴きに行ったものだ。横浜の高校の女声合唱
としては桜丘高校(たしか横国グリーとともに関学グリーとジョイント
を開催していた。)ととも有名だった。
両校の合唱部は、今どうなっているのかしらん。
私の妹が、第3日の「緑フラウエンコール」の一員として出演すること
もあり、2月16日(土)、17日(日)、YCF第2日、第3日の一部、
合計24団体の演奏を聴いた(下記のとおり)。
2/16(土)小ホール
Bブロック(13:30~15:55) No.7~14
Cブロック(16:20~19:00) No.1~2
2/17(日)大ホール
Aブロック(10:20~12:50) No.1~14
個々の細かな「講評」は、スペースの関係もあり、差し控えるが・・・・・・
2/16Cブロックの最初2つはどちらも少人数(女声14人)だが、プロ
並みに大変上手かった。
2/17AブロックNo.1の緑フラウエンコール(38名)は、指揮松村努、
ピアノ安藤江浪で「美女と野獣」などミュージカルナンバーを歌った。
感想として、大ホールで全体を聴きながら思ったことは、1階後方は、
もしかするとあまり音響がよくないのかもしれない。以前管弦楽を聴い
た時もそう感じたものだ。
しかし、緑フラウエンは主旋律(メロディー)と副旋律(オブリガート
だったり)のバランスが絶妙で、よく整理されていた。「ハハハハ」と
いう無声音の笑い声(笑い方)まで徹底。
力まない発声もすばらしく、訳詞(日本語)がハッキリ聴き取れた
(--歌詩が聴いてよく分かるということは大変大切なことだ)。ミュ
ージカル曲のリズム感もよかった。
ということで、ほとんど言うことはなかったのではないかしらん。
No.14神奈川学園中学・高等学校女声合唱団(女声20名、指揮川合美
奈子、ピアノ加藤亜祐美)は、難しい三善晃作品「ゆめ」を歌った。
難しい音程というかピッチがそろってすばらしい演奏だった。あえて
言えば、前述した肝心な歌詩(の子音)が(私の座席では)やや分か
りにくかった。別の表現をすれば、曲を知っている人には分かるとい
うか聴こえるだろうが、知らない人には何を歌っているのか分からな
かったのではないかしらん。
2/17BブロックNo.3「あざみ野コーラス」も聴きたかったが、時間の
都合で聴けなくて残念だった。
No.13「若葉台混声合唱団」は、指揮者がかなりの高齢、80代の男性
の先生だった。男声が6人と少なく、やや弱いと思ったが、女声20人
の「声」(発声)がよく、Herzのある、しっとりとした、大変音楽的
な演奏(池辺晋一郎作品)を聴かせてくれた。
改めてプログラムを見たら、指揮者は畑中先生のお弟子さんの中村義春
先生だった。
1階のホール入口で妹と待ち合わせていたら、背筋の伸びた、かくしゃ
くとした中村先生が出てこられたので、いきなり失礼ながら「突撃取材」
というかご挨拶に。
「失礼ですが、中村義春先生ですか?」
「中村ですが」
「あ、私、畑中先生に指導いただいたワグネルのOBです。中村先生の
お元気なお姿と演奏に接しましたので、お声掛けしたくて」
「そうですか。ワグネルは私も大昔、合宿か何かにお邪魔したことがあ
りましたネ」
「あ、私より年長のOBが現役時代のお話ではないでしょうか・・・・・・」
「いや~、あなたも、これからもお元気で。ともに頑張りましょう!」
「あ、はい、有難うございます!」
プログラム(第1日~3日共通)
2月16日(土)
13:20
13:29 地下鉄あざみ野駅
14:00
14:08
14:18
14:31 発声の時間(櫻井悦代先生) 身体の伸びも兼ねて
15:50 Bブロックのお開き
16:41 ご親切に「段差注意!」
16:52
16:53
17:27 あざみ野に戻る。
2月17日(日)
8:46
8:52
8:52
8:53
8:59 地下鉄あざみ野駅
9:00
9:37 桜木町
9:38
9:40
9:41 ランドマークタワー
9:43
9:44
9:45
9:46 ランドマークタワー展望台
9:47
9:50
9:50
9:53
9:55 横浜みなとみらいホール
9:55
9:55
9:56
10時5分開場を確認して、入っていくと、ホール側の案内嬢が
「ヨコハマ・コラール・フェストに来られましたか」
「あ、はい」
「10時5分開場ですので、しばらくお待ちください」
(いささかナーバス?)
「知ってまんがな~」とは言わなかった。
9:56 10時5分開場に向け準備中
10:00
10:01 大ホールは定員2,034人
10:03
10:08 前方ステージに近い席は出演者の席となる。
10:09 ふと気がつくと妹の主人も「応援」に来ていた。
11:22 発声の時間(岡田有弘先生)
12:31
12:32 参加団体の座席表
12:41 午後の部出演のチームがスタンバイ
12:44
12:46
12:47
12:49
午前の部終演後、妹と待ち合わせ。昼食は蕎麦がいいかとお店を探すが
なかなか発見できず、時間もないことから、こういう時は多少高くとも、
目の前の椿屋カフェに飛び込みランチを注文。「反省会」を開催する。
珈琲屋さんだけあって、コーヒーが一番うまいと納得(スパゲッティも
まずまずだった)。
「緑フラウエンコール」では先生から一度注意されたことは、一人ひ
とりが二度と(!)注意されないようにしているという(それが当た
り前?)
12:56
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13:09
13:23
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