人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

フルトヴェングラーは英雄?

2020-12-03 05:00:00 | 音楽

今年はベートーヴェン生誕250年。
ベートーヴェンが交響曲第3番『英雄』を作曲(完成)したのは
1804年(19世紀初)


ヨーロッパで、
ナポレオン・ボナパルトがフランス皇帝の地位に
就き(5月。戴冠式は12月)、一方
オーストリア帝国が成立した
(8月)年だ(「世界史」の世界?)


ベートーヴェンはこの曲をナポレオンに献呈しようと考えていた
が、ナポレオンが皇帝に就いたのを聞き、「彼も俗物だったのか
!」と譜面を床に叩きつけたのは有名な話だ(--誰がその現場
を見ていたのかしらん)。


久しぶりに交響曲第3番『英雄』(フルトヴェングラー盤)を聴く。

ボリュームをグッと絞って聴くと、戦時中のベルリンでラジオを
聴いている気分になる(笑)。BGMとしても gut (good)だ。




左から、それぞれの「英雄」。
A.トスカニーニ(1867-1957)1953年録音
W.フルトヴェングラー(1886-1954)1952年録音
E.クライバー(1890-1956)1950年録音
生年順に並べてある。

クライバーといえば、カルロスだが、そのパパのエーリッヒも、と
くにアムステルダム・コンセルトヘボウとの「英雄」も大したもの
だ。

上記3人は、いずれも、19世紀に生まれ、1950年代に「英雄」を録
音し、同じく50年代に亡くなった。E.クライバーはまだ65歳、フル
トヴェングラーは68歳だった。


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