人生ブンダバー

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7/29 令和5年関西紀行(2) 司馬遼太郎記念館 生誕100年

2023-08-04 05:00:00 | 旅行

7月29日(土)、神戸の西にある「孫文記念館」見学を終え、大
阪へ東進、リュックを預けた後、東大阪の「司馬遼太郎記念館」
に向かう。

私にとって、東大阪はちょっと遠いという、勝手なイメージがあ
るが、大阪(駅)から司馬遼太郎記念館の最寄り駅である「八戸
ノ里」(やえのさと)までは約30分だ。

大阪・梅田を起点とすれば、三ノ宮や京都などと同じ時間的距離
(約30分)である。

大阪より環状線外回りで鶴橋へ。そこで近鉄奈良線に乗り換え、
八戸ノ里に向かう。
八戸ノ里駅前でじっくり地図をチェックし、南に向かう。


ビックリするほど巨大文字で「八戸の里南」と書かれた交差点を
右折し、直進。

「まだかしらん?」と思うところに、さすが「司馬遼太郎記念館
この先すぐ」という案内があった。


入口に門番の男性がおり
「こちらが司馬遼太郎記念館ですか?」
「はい、奥へ行っていただきますと受付がございます」
「手前は司馬さんのご自宅ですか?」
「はい、こちらはお入りできません」


敷地内、司馬さんの自宅の隣に司馬遼太郎記念館がある。
安藤忠雄による設計で建てられ、平成13(2001)年11月にオー
プンしたものだ。


改めて司馬遼太郎(2023/8/7ー1996/2/12[72歳])は、
昭和56(1981) 芸術院会員
平成3(1991) 文化功労者
平成5(1993) 文化勲章

今年、8月で「生誕100年」を迎える。



リーフレット
上はB1展示室の大書架(蔵書6万冊の内2万冊が置かれている。)


司馬遼太郎記念館リーフレットと図録(2,000円)


図録より 司馬さんの書斎(そのままになっている。)


こちらは私の蔵書 司馬遼太郎全集(第Ⅰ期)
学生時代、乏しい小遣いで毎月購入したもの。



13:07 大阪駅環状線


13:24 鶴橋下車

駅員さんに
「すみません、八戸ノ里へは?」
「1番乗り場で、『普通』に」


13:27 近鉄奈良線へ


13:31 普通電車で八戸ノ里へ向かう。


13:34


13:42 八戸ノ里(やえのさと)に到着。


13:44 地図をしげしげと見る。


13:44 四つ目の信号「八戸の里南」を右折だ。


13:45 八戸ノ里北側交差点


13:45 信号を渡って南へ


13:46 駅前のイタリアン


13:46 ライフ


13:47 府立布施高校の案内垂れ幕


13:47


13:48 布施警察署


13:49 府立布施高校


13:50 府道2号線 東大阪交通会館


13:51 「八戸の里南」交差点


13:51 巨大な文字は大阪らしいhospitality。

「大きく書いておいてもらわなあきまへん」


13:52 この交差点を右折


13:52


13:52 ここから一本道


13:53


13:54 「司馬遼太郎記念館 この先すぐ→」


13:56 司馬遼太郎記念館 司馬さんの自宅の門
所在地:東大阪市下小阪3-11-18
昭和39(1964)年より住む。


13:56


13:56


13:57 中にカフェあり。


13:58 司馬さんの自宅


13:58


13:58


13:59 まだまだ自宅


13:59 外から書斎が覗ける。


13:59


13:59


14:00 記念館を建てる際の寄付者の銘板


14:00 「鉧(ケラ)」


14:01 花供養碑 司馬遼太郎の自筆


14:01


14:01


14:02


14:02


14:03


14:03 司馬遼太郎記念館入口


入口の女性が
「入場料500円です。初めてですか?」
「はい、横浜から来ました。司馬さんのファンでして。司馬さん
は母と同い年で。母は3月の早生まれですが・・・・・・」
「ここから中はすべて写真撮影禁止です」
「は、はい、承知しました」

1時間ほどジックリ取材(こういう時は気を使わない「ひとり旅」
がいい)。

○B1 展示室 大きな書架に2万冊。百科事典や全集。まるで図書
 館だ。
 新聞記者の時代~「近代説話」の時代~歴史小説へ
 幸徳秋水全集、ハーバート・ノーマン全集、吉田健一全集、鹿
 島守之助『日本外交史』全38巻等々。

 上宮学園校友会雑誌『上宮』第30号昭和11年12月刊(13歳時の
 作文)「物干臺に立って」--「秋風が冷やかに吹き、日本晴
 の空が果てしなく澄み渡ってゐる。(以下略)」がすばらしい。

 初版本も書架にズラリ。

○B1 ホール 「司馬遼太郎は語る--日本人とは何か」を視聴。
 司馬作品は「22歳の自分に書いた手紙であった」という。

 新聞記者京都時代は金閣寺の放火事件をスクープ(26歳)。

 30代終わりに書いた『竜馬がゆく』では、古書店から3,000冊
 の資料を集める。


 私が司馬さんを知ったのは昭和40年代後半だ。すばらしかった。


○1F ロビー&カフェ


15:05 カフェにてリンゴジュース300円で一服。


帰りの出口(先ほどの入口)で、座っていた女性がすっくと立ち
あがり
「有難うございました。お気を付けてお帰りなさいませ」
と最敬礼。




15:26 スズカケ


15:26


15:26


15:27


15:27


15:28 外から


15:29 元来た道へ


15:32 府道2号線


15:33 八戸の里病院 少しでも日陰を歩く。


15:36 東大阪交通会館


15:38 先ほどの布施高校


15:38 ライフ


15:40 近鉄奈良線八戸ノ里駅


15:41 近大の学生さん?? 近大は八戸ノ里駅から1.5km。


15:41


15:46 近鉄奈良線 八戸ノ里から鶴橋へ


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