7月29日(土)から三泊四日で関西に行ってきた。
旅行のメインの目的は7月30日(日)に西宮で開催される「OB
四連」(第24回東西四大学OB合唱連盟演奏会)の鑑賞だ。
7月29日(土)、午前5時に起床。
35Lのリュックをヨイショヨイショと背負い、6時17分発のバス
であざみ野駅へ。6時30分発の地下鉄で新横浜へ出る。
新横浜の売店で「深川めし」弁当を買う。--時間節約のため、
早めに車内で昼食だ。
新横浜7時21分発岡山行ひかり501号(N700系)に乗車、西明石
を目指す。
停車駅は、静岡、浜松、名古屋、京都、新大阪、新神戸、西明石
だ。
それぞれの駅で結構乗り降りが多い。私は二人席の窓側だったが、
結局最後まで隣は来なかった。
西明石には定刻どおり10時19分に到着。7分間の乗り継ぎ時間で、
在来線に乗り換え、舞子に10時33分に着く(予定どおり)。
舞子は神戸市西部にある名勝の地だ。
舞子から淡路市岩屋には明石海峡大橋(平成10[1998]年4月開
通)がかかっている。
余談だが、関西勤務時代、明石海峡大橋の工事現場を見学に来た
ことがあった。
舞子を訪れた目的は孫文記念館(移情閣→こちら)にある。
この孫文記念館は、日本唯一の孫文の博物館だ(昭和59[1984]
年11月開館。来年は開館50周年)。
ここでは『孫文・日本関係人名録』を1,000円で販売している。
それにはわが祖父「二吉」の名前が載っていることを同館のHP
で確認していた。
早速、購入し、同書を確認すると、祖父二吉は
「1911年11月、辛亥革命の時、大原武慶の下で革命に参加」
とあった。
(注)この出典は結局、萱野長知『中華民国革命秘笈』であり、同書には大原
武慶は二吉をともなって武昌の都督府の近くに事務所を設置、革命軍に軍事
上のアドバイスを与えたという趣旨が書かれているという。
私の憶測だが、祖父二吉は中国語(当時の言葉でいえば支那語)ができたか
ら通訳としてついていったのではないか?
6:18 あざみ野駅行
6:24 地下鉄あざみ野駅
6:25 6時30分発を待つ。
6:46 新横浜に到着。
6:52
6:55 売店で
6:58 「深川めし」と静岡茶を買う。
7:13 女性駅員も柵を開けて命がけ?
7:18 ひかり501号岡山行
7:24 ジパング割引 10,600円
7:25
9:24 早めの昼食(深川めし)
9:35 京都の手前 京都タワーが見える。
9:57 新大阪駅を通過。
10:16 「全席禁煙」は中田喜直さんが喜ぶ。
10:20 西明石に到着。
10:20 西明石
10:21 在来線へ
10:22 ホーム、電車を間違えないように!緊張。
10:24
10:33 舞子に到着。
10:35 緑色は舞子公園 左上に孫文記念館
10:36 明石海峡大橋 快晴に映える。
10:36 明石海峡大橋(→こちら)
10:37
10:38 巨大なアンカレイジ(コンクリートブロック)
10:38
10:38
10:39 とんがった屋根が孫文記念館だ。
10:40
10:40
10:41
10:42
10:43 孫文記念館(移情閣)
移情閣(建築物)は重要文化財。
大正2(1913)年3月、孫文が来神した時、神戸の中国人、経済界
有志が開いた歓迎会の会場となった。
10:43
10:44
10:44
10:45 絵葉書のようだ。
10:45 鯛は機嫌よく泳いでいるかな?
10:46 孫文記念館(移情閣)
10:46 同上
10:47
10:47 孫文記念館入口
10:47
受付で入館料500円を支払う。
中国系らしき受付の女性に
「『孫文・日本関係人名録』を一部ください」
「はい、1,000円です」
と手渡してくれた。
大きなリュックを見て
「荷物は預かりますよ」
「え、有難うございます。写真撮影は大丈夫でしょうか?」
「OKです」
その『人名録』は、HP案内では2012年に「増訂版」(1,000円)
が出ていることになっているが、もらったものには「増訂版」と
なっていない。
おかしいなと思って、しばらくの後
「増訂版はあるのでしょうか?」
「ちょっと待ってください」
と奥の方からから増訂版を持ってきた。
「(念のためだが)値段は1,000円のままでいいのでしょうか?」
「いいですよ」
(にべもなく[笑])
10:51 1階
10:52
10:52
10:56
10:57 中華革命党 結成時の写真
10:58
10:58
左上から 宮崎寅蔵(滔天)、梅屋庄吉、萱野長知、山田良政
頭山満、犬養毅、渋沢栄一、南方熊楠
10:59
11:00 朝野をあげた歓迎(1913年2月~3月)
11:01
11:01
11:02
11:06
11:06
11:07 有名な「大アジア主義」講演
11:07
11:07
11:08 孫文像
11:08
11:09
11:09 この建物--「移情閣」の説明
11:09
11:09
11:14 孫文の直筆
「大同」は孔子が描いた理想社会(ユートピア)。
11:14
11:15 2階へ
11:15
11:15
11:16
11:16
11:16 呉錦堂(1855-1926)は在日華僑の豪商にして孫文の支
援者。
11:17
11:19
11:19 孫文の3人目の妻宋慶齢(1893-1981。宋三姉妹の次女)
11:19
11:20
11:20
11:21
11:22
11:22 呉錦堂と神戸華僑
11:23
11:23 2階より
11:27
退館後、先ほどの受付の女性が大声で
「お客さ~ん」
と追いかけてきた。
入館券とパンフレットを渡し忘れていた。
11:29
11:30
11:31 「天下為公」
11:32
男女が写真を撮っていたので
「撮りましょうか」
と2枚。
11:32
11:32
11:32
11:32
11:33 武藤山治(1867-1934)旧邸 (→こちら)
11:33 「釣れますか~」
11:34
11:34
11:35 武藤山治旧邸
11:36
11:36 明治天皇の歌碑
11:37 明石海峡を行く。
11:37 兵庫県立舞子公園
11:38 アンカレイジ
11:39
11:40
11:40
11:41
11:42
11:42
11:44 JR舞子駅
11:45 「線路内立ち入り」によりdelayが発生中。
11:48
11:49 快速
12:52 大阪に到着。
12:53
12:54 おもしろいロープガード
12:55 改札を出て
12:56 観光案内所で
「コインロッカーはどこにありますか?」
「いっぱいです~」
「えっ?」
「コインロッカーはいっぱいです。一時預かりがありますが、行
かれます~?」
「行きます。行きます」
場所を教えてもらう。
12:57 わっ、ここも並んでいる(手荷物一時預り)。
12:59
13:00
「午後8時に閉まりますが、何時ごろお戻りですか?」
「5時半には」
大きなリュックを800円で預かってもらう(前払い)。
13:03 なるほど、コインロッカーはいっぱいだ。
13:05
これから近鉄線八戸ノ里の「司馬遼太郎記念館」へ向かう。
司馬遼太郎は生誕100年。
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この日が一番の強行スケジュール!猛暑の中、夜9時までビッシリ(何とか乗り切ったから、このブログを書けるのですが)。お楽しみに!