小泉信三は明治21年5月生まれだから昨平成20年が生誕120年だった。
昨年5月に「小泉信三展」が開催されたことはこのブログにも書いた。その際、小
泉信三が行った「スポーツが与える三つの宝--体育会創立七十周年式典記念講
演」の録音を聴いた。その場で要点を速記したが、三つの宝の一つが「何を言って
も誤解しない友」であった。この講演録が本書に入っている。
体育会創立七十周年という場であるから、「スポーツが与える三つの宝」となって
いるが、なにも体育会に限らず、学生時代の友は万人に等しく「宝」であろう。
社会人の付き合いは無論「何を言っても誤解しない」というわけにはいかない。ま
さしくそこにこそ「学生時代の友」の価値があるのである。
この講演録は小泉信三全集には含まれていない貴重なものである。
ちなみに、三つの宝のうちあとの二つは「練習によって不可能を可能にする体
験」、「果敢なる闘士であっていさぎよき敗者」である。
人それぞれあらためて「何を言っても誤解しない友」を大切にしたいものである。
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