人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

ケテルビー「ペルシャの市場にて」-ランチベリーで聴く

2009-04-09 05:25:09 | 音楽
ケテルビーもランチベリーも知らなかったが、聴いたら「ああ、なんだこれか」と
なった。

ケテルビー(1875~1959)はイギリスの作曲家。そんなに古い人ではない。数多く
のセミ・クラシックを書いた。アメリカのガーシュインより20歳ほど年上である。



一方、ランチベリーは1925年生まれのイギリスの指揮者である。このランチベリ
ー、フィルハーモニア管弦楽団の「ケテルビー作品集」は1977(昭和52)年の録
音。発売当時はケテルビーの作品を集めたものとして話題となったようだ。

「ペルシャの市場にて」の出だしを聴いていると、力が入って両腕の筋肉が硬直し
てくる。男声合唱もなかなかいい。そのあとの一転しての美しさはいかばかりであ
ろう。大きな交響曲もいいが、このような小品集に耳を傾けるのも楽しみである。
一聴をおすすめしたい。(TOCE14203 1500円)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モーツァルト交響曲第40番、... | トップ | シューベルト交響曲第3番、第... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事