私が大学生になった頃、NHK TVの「日本史探訪」が始まった。歴史好きの私
は毎回欠かさず観ていた。海音寺潮五郎、司馬遼太郎、松本清張・・・・・・。司馬遼太
郎を知ったのはこの番組だった。司馬はまだ40歳台、彼のオシャベリは本当にすば
らしかった。
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3月13日(金)、日暮里サニーホールで行われた荒川オペラシリーズ「ラ・ボエー
ム」に期待のソプラノ沼生沙織(ぬまにゅう さおり*)さんがミミ役で出演され
たので聴きに行ってきた。
「ラ・ボエーム」は「トスカ」、「蝶々夫人」とともにプッチーニの代表作。ボヘ
ミアンの生活を題材とした悲劇である。
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今から10年前の平成11(1999)年11月に音楽之友社から『宇野功芳編集長の本 音
から音楽へ』という雑誌風の本が出た。この時に掲載されたのが畑中良輔先生の
「O先生と呼ばれる教頭なかりせば」というエッセイである。これは何回読んでも
おもしろいものだった。
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昨年5月のブログに書いたように、子供の頃から今日(こんにち)でいう「お笑
い」が好きだった。小学校2年から高校卒業まで関西寄り(--関西自体ではな
い)に住んでいたので、浅草よりも大阪のお笑いになじみがあった。
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坂元一哉(阪大教授、今年53歳)という日米関係の研究家がおられる(--実はほ
とんど読んだことがない。)が、坂元氏の先生は高坂正尭先生(元京都大学教授、
62歳で早世された。)である。
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團伊玖磨の先生は下総皖一である。下総皖一の先生は信時潔であり、ヒンデミットである。「岬の墓」は昭和38(1963)年に芸術祭賞、文部大臣賞を受賞した。初演は木下保指揮、名古屋のCBC合唱団であった。
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吉村昭は、一昨年残念ながら79歳で亡くなったが、私は読んだ作家の中では吉村昭
が比較的多い。一行たりともおろそかにしない書き振りが好きだった。吉村は、息
抜きかどうか、エッセイもずいぶん書いている。
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錦糸町は、新宿、渋谷などとともに東京都により東京副都心に定められているとい
う。元々は南口に繁華街があったが、最近は再開発で北口も活気がある。その北口
にあるのが、新日フィルのホームグラウンドであるすみだトリフォニーホールであ
る。
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この前の土日は、HYMNリサイタルの準備と本番で終わってしまった。いつもは
土日に一週間分のブログを準備するのだが、それができなかった。
というわけで、今日はこんな本もありますということだけ<簡単に>ご案内した
い。
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いつもは音楽会の「感想」を書いているが、今回はMC担当で「楽屋」とステージ
を行ったり来たりで忙しく、「感想」を頭でまとめる余裕もなかった。その代わ
り、今回は自宅のパソコンに寄せられた「反響」(一部を抜粋)を掲載させていた
だくことにした。
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3日のHYMNリサイタル飛び入りでは、1974(S49)年のワグネル定演でテナー・
ソロを担当したUさんがHYMNのHさんの伴奏で「カタリ」を歌ってくださっ
た。Uさんの歌を聴いたのは何年ぶりかしらん。往年の片鱗をうかがわせるに十分
な絶唱だった。
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