宇都宮の同人誌「ふらここ」で読ませていただいた須長和子さまのお話。
こんなすてきなご本になって出版されました。
まず、もくじのページに描かれたトカゲにびっくり。
モノクロなのに、生き生きとしてチョロッと石の隙間に入って行きそうなリアリティ。
さすが佐藤真紀子さまです。
さすが佐藤真紀子さまです。
物語は、児童養護施設で暮らす五年生の美羽が主人公。
美羽は母親に捨てられ(母は心の病気で入院していた)施設に来た子。
学校帰り、きらきら光る青いトカゲをみつけ、同じ施設の誠といっしょに採りに行く。
トカゲが青いしっぽを切って逃げて行ったのを、ママと自分に重ねる美羽。
誠も両親を交通事故で亡くし、引き取られた親戚の家で虐待を受け、心に大きな傷を抱えている。
美羽は母親に捨てられ(母は心の病気で入院していた)施設に来た子。
学校帰り、きらきら光る青いトカゲをみつけ、同じ施設の誠といっしょに採りに行く。
トカゲが青いしっぽを切って逃げて行ったのを、ママと自分に重ねる美羽。
誠も両親を交通事故で亡くし、引き取られた親戚の家で虐待を受け、心に大きな傷を抱えている。
美羽は悲しくなるとゴリラのように胸を叩くので、誠は美羽を「ゴリラ」と呼んでからかう……。
児童養護施設に関わっておられた須長さまだから描ける物語。
最初は恐そうだった森さんがいい人で良かった。
誠もいいおじいちゃんに引き取られて良かった。
美羽もまた家族を持てて良かった。
最初は恐そうだった森さんがいい人で良かった。
誠もいいおじいちゃんに引き取られて良かった。
美羽もまた家族を持てて良かった。
美羽も誠も、とてつもない悲しみを抱えている子だから、結末にほっとする。
読み終えて、美羽と誠が見ていた流星群のイメージが残った。
美羽のような子は、今もたくさん、養護施設で暮らしているのだと思う。
その子たちの未来が明るくなるためには、大人の優しさが必要。
その子たちの未来が明るくなるためには、大人の優しさが必要。
もっといい大人にならなくちゃな、惜しまずに言葉をかけたいななどなど、思わせてくれた。
須長和子さま、すばらしい作品のご出版、おめでとうございます。
一緒に書き続けて行きましょう!
長く書き続けていくことって、ほんとうに大切。
私も書き続けて良かったなと、心から思う。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
私も書き続けて良かったなと、心から思う。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)