川天使空間

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昼休みリモート説明会-成人ADHDのコンサータ治療成績調査

2021年11月16日 05時46分16秒 | 自然観察
昨日は昼休みに、コンサータ(Methyphenidate塩酸塩徐放錠)の成人ADHD調査のZoomウェビナーを聴講した。



ADHD治療薬コンサータ(とビバンセ)は、ADHD適正流通管理システムに登録された医師しか出せない薬。
患者さんを登録し、処方する時にはかならずネットで処方も登録しなければならない。
患者さんにはカードが渡され、薬局で見せて処方を受ける。
このウェビナーは薬の説明会ではあるけれど、大人のADHDの概要を知りたくて。

500名以上、1年間の追跡調査。
やはり男性の方が4倍ほど多く、20代〜40代がほとんどを占めていた。
6割が6歳から13歳の間に診断されていたが、18歳以上で診断された例も3-4割。
半数以上に併存疾患あり。
投与量は、18mg、27mg、36と45mgが1/3ずつ。



思ったより量は少なかった。

症状は不注意が6割近くで、多動は1割以下。
このへんは小児と大きく違う。
副作用として食欲減退などはあるが、比較的食事は摂れていた。

そして、メチルフェニデートが徐放剤となった理由は、依存性を減らすため。
依存が見られたのはごくわずかな例だけだった。

大人になってからADHDと診断される例が結構多いこと。
小児に較べて「多動」が少なく「不注意」症状が多いこと。
食欲減退はあるが食事がとれない例はほぼないこと。

だいたいわかっていたことだが、確認できてうれしかった。
リモート講演会が増えて、どれを聞くか悩みどころだな。

本をいろいろ読んだ。
今日午後は秋田市の発達相談に出向。
夜は市立病院小児救急当番。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント
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