川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

吹雪の中の白鳥たち

2014年03月16日 05時19分15秒 | 自然観察
健診に行くとき、タクシーで小泉潟の脇を通る。
吹雪だけれど白鳥いるかな、と思って見たら。


溶け始めた氷の際に貼り付くように、白鳥たちが固まっていた。


吹雪の中の白鳥、今は北へ帰る準備中。

読んで、ちょっと書いて。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

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雪のレリーフ

2014年03月15日 05時25分36秒 | 自然観察
日曜日、東京から帰る飛行機に乗るとき、アナウンスがあった。
「秋田空港天候不良のため引き返す場合がありますので御了承ください」

いつものことだなと思い、秋田空港に着いたら、滑走路は乾いていた。
なんだぜんぜん大丈夫じゃない、と思いつつ駐車場から車を出して走りだしたらドカ雪。
高速道路を走る間、前が見えないほどのドカ雪がずっと降り続けた。

帰宅して車を車庫に入れ、シャッターを閉めようとしたら、


ナンバープレートについた雪がピラミッド状に固まっていた。

このまま凍っちゃったら大変と、雪を落としたら、


あらら、数字がレリーフに。

山梨の大雪のときも、こんなだったのかなあと。
想定外のものって、おそろしいなあ。

休み休み書いた。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
コメント (3)
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おばあちゃんの ことばのまほう 漆原智良・文 西片拓史・絵 アリス館

2014年03月14日 05時35分18秒 | 創作・本の紹介
漆原智良先生の新刊絵本。

「はやくおきなさい」
「テレビをけしなさい」
「はやくしゅくだいをやりなさい」 
よういちがかぞえたら、おかあさんは「・・・しなさい!」と、一日に105回もいっていた。
おかあさんにさきまわりされて、「しなさい」といわれると、やるきがなくなってしまうんだ。

おばあちゃんの家にいって、よういちはおかあさんのことを訴えた。
すると、おばあちゃんがおかあさんに、ことばのまほうをかけてくれた…

「あさごはんができました」
おかあさんはそれだけいって、にこにこわらっている…

子どもを持つ母親なら、きっとこんなことやらかしているはず。
先回りの子育ては、子どもには迷惑なこと。
この絵本、おかあさんのためになる絵本だと思う。
子どもが「おかあさん、これ読んで」って持って行ったら効果絶大。

漆原先生、絵本で伝えるって、いいですね!

医師会の報告資料ができて、創作に本腰がいれられるのがうれしい。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

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花粉症のない未来のために―無花粉スギの研究者・斎藤真己  金治直美 著 佼成出版社

2014年03月13日 05時18分44秒 | 創作・本の紹介
金治直美さまのノンフィクション。
面白かった!

2-3月以降は花粉症対策に明け暮れる日々だけれど、スギ花粉の元を絶つことが近い未来にできそうだという。
これは画期的なこと。
二世代後くらいの未来には、「そんなの当然」な対策になっているのかな。

花粉がなければ子孫を増やすことはできないはずなのに、どうして??
まずはその疑問で読み進みました。

花粉を持たない杉を創り出す…っていえば、遺伝子操作だなと、すぐ考えつきます。
でも、そうじゃないのです。
「神様でもない人間が、新たな生物を創り出していいのだろうか…」
と考えた斎藤真己さん。
大学で遺伝子組換えの研究をしてきて、自然界に存在しない植物は安全性確認に膨大な時間がかかることもわかっていました。

斎藤さんは、1992年に自然の中で発見された花粉のない「雄性不稔」の杉を母樹として、挿し木で増やそうと試みます。
ところがこれが大変。

増やすためには、無花粉の母樹の雌花と、林野庁に登録されている「精英樹」の雄花を交配します。
ただし、その精英樹は無花粉杉のヘテロ接合型の遺伝子を持っている必要があります。
はたして、そのような精英樹が自然界に存在するのか…。

母樹と膨大な数の精英樹を交配させた杉花粉のプレパラートを、顕微鏡で見ます。
交配させた杉が花粉を持っているかどうか。
何枚も何枚も…結局、七万枚ものプレパラートを地道に探しました。
あきらめかけた2004年、やっと無花粉の杉を見つけます。
これこそが「研究者」なのだよなあと思いました。

事業は少しずつ軌道に乗ってきています。
無花粉杉で日本の花粉症がなくなるのは、はるかな未来ですが。

金治直美さまご自身の花粉症も語られて、とてもとても読みやすく。
地道な研究とその成果を子どもたちに伝えるノンフィクションですが、金治さまの地道な取材があったからこそのわかりやすさ。

森や川では、花粉が飛んでも地面や水に落ちます。
でも都会では、アスファルトに落ちた花粉は再び舞い上がり、花粉症を発症させる。
きっちり書いてくださっていました。
うん、だから、スギ花粉いっぱいの季節でも、川では大丈夫なんですよね、私♪

金治さま、これからもすてきでためになるご本を、子どもたちに届けてくださいますよう。

やっぱり朝がいちばん書けるみたい。
お仲間の正宗さんが、紙芝居のご紹介をしてくださった。
猫好き仲間でもある正宗さん家の子猫ぴょん吉くんが亡くなったとき、「猫雨の宿」という童話を書いて正宗さんに差し上げた。
リンクしてくださったお話を読んだら、「八年後の猫神オリンピックの年」は今年。
もしかして、ぴょん吉くんのおかげで、デビューできたのかもしれないなあ。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

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せんそうってなんだったの?  父ののこした絵日記 : 戦争の中で見た人間の姿 文・ささきあり 学研

2014年03月12日 05時36分25秒 | 創作・本の紹介
学研の「語りつぎお話絵本 第2期12」にあたる絵本。
第二次世界大戦激戦区を生きぬいて書かれた日記をもとに、
ささきありさまが子どもたちにわかりやすく戦争を伝えています。

第二次世界大戦で、小松真一さんはフィリピンに出兵し、軍の命令でサトウキビから燃料を作る工場を作ります。
工場が米軍の襲撃を受け多くの日本兵が亡くなる中、真一さんは生き延びて終戦を迎えます。
そして米軍の捕虜になって過ごす間、体験したことを絵日記に綴ります。

真一さんが復員し、その日記をちらと見た息子の輝行さん。
死体や骸骨までもが描かれた日記は怖ろしくて、まともに見ることができません。
いつのまにか見当たらなくなっていた日記は、真一さんが亡くなった後、銀行の金庫に保管してあることがわかりました。

生々しい記憶を元に書かれた絵日記は、強烈なインパクトがあります。
記憶はいつか薄れて消えてしまう。
でも、記録は記憶を呼び覚ます。
そんなことを、この絵日記に感じました。

ささきありさまは、出版社勤務の後、フリーの編集&ライターをなさいながら、児童文芸家協会に入会。
多くのノンフィクションや創作のご本を出版されています。

このご本は、子どもにもインパクトありですが、第二次世界大戦を経験した高齢者にはもっとインパクトがあるのでは。
今日、父にも読んでもらう予定です。

ありさま、すてきなご本をありがとうございました!

一日があっというまに過ぎて創作はちょっぴりだけ。
お花と一緒に、いただいたお品が宅急便で届いた。
困ったことに、どなたからいただいたか記憶があやふや。
お礼を言い損ねたかたがたが、きっといます。
ごめんなさい。ここでもう一度言わせてください。
お祝いをありがとうございました!
ああ、メモしておけば良かったのに。
やっぱり「記録」は大切だよな、「記憶」は信じられないなと痛感。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
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