かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

20年ぶりの屋久島へ、いざ!

2018-11-21 21:23:52 | 日記

20年前の1998年ごろだったか、記録癖がないので追憶の中でだが、鹿児島~鹿児島空港~宮之浦~白谷雲水峡~白谷小屋(泊)~縄文杉~新高塚小屋(泊)~宮之浦岳~黒味岳~花之江河~淀川小屋のルートを単独で歩いたのだが、

20年目、時も今頃、すなわち勤労感謝の日(新嘗祭ともいう)前後に、同じルートをまた歩こうとしている。

あのときは、まだ世界遺産になる前の話だから、最終日などは誰にも会わなかったと記憶している。晴天に恵まれ、最高点付近の背の低い針葉樹に付いたシュカブラの冷たい記憶を除いて、満面笑みの山旅だった。

八重山最終年のこの年、八重山に縁のある知己に同じ時期の同じコースのお誘いをしたら、何と10人の集団になってしまった。(汗) 明夜、全国から鹿児島空港に集まり、翌日、屋久島に飛ぶ。

生涯単独行主義のオイラには、相当に心理的に負担となりそうなのだが、実は内心「うれしい」。ストレスのないおなじみの仲間なのだから。

こんな人数で山を歩くことはもう、あとにも先にもないと予感しているが、今の心境として不安はない。逆に、はじめての屋久島を体験するオイラ以外の全員に「どうだ、屋久島ってすごいとこだろ」と高慢になりたい気持ちでいっぱいなのだ。20年ぶりだが、屋久島はずうっと心に抱いていた森。皆にバトンタッチしたい。屋久島の語り部として。

どうか、20年前と同じく、晴れて、屋久島を皆歓んで、帰路につけますように、マリア様と観音様に祈りながら、夕方スムースに出発(「でっぱつ」という)できるようこれから?いや、明日早朝からパッキングしよう。

 

今宵、十三夜でございます。

一人分の二日分の朝晩共同食。ソーセージ1本明日付け足そうか、少し貧弱。

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