2月28日
昨日の早起きの反動か、今朝枕もとを離れたのは5:00.開けていた枕もとの網戸越しに二十三夜の月が高く仰げる。両窓を開けても室温は、26℃を示し、扇風機をつけながら録画のTVを眺めている状況。
ベランダに出て恒星たちを撮影。
月があまりにも明るいので、右下にゴーストが生じている。星ではない。さそり座をはじめ、木星、土星、金星とメンバーがそろって、この日も晴れるのだろうと思っていたら、すぐに雲が出て、雨が降り出して、ベランダから三脚を撤退させる。
雨に打たれての自転車出勤となるが、全く冷たさを感じない。平成最後の2月が短くもこの日で終わる。職業生活最後の2月でもある。
3月1日
北側の窓を少し開けて眠っていたので、涼しさで目を覚めた。風は、南風から北風に変っている。室温も22℃とわずかに下がって、窓にヤモリ君は来ていない。素っ裸のヤモリ君は温度差に微妙のようだ。(餌となる蛾もやってこないこともわかっているはずだ。無駄なことはしない。)
いよいよ3月のスタートであるが、空は、厚い雲に覆われて、月も星も望めない。週末には西表に渡って、ホタル撮影と意気込んでいたが、今週末に荷造りのめどを立たせて、きっちりと部屋を明け渡す準備ができてからとしたい。来週末にに望みをかける。
再読となる富士日記を枕もとで読了する。砂時計のおしまいのような、昭和51年。作家の武田泰淳さんは、オイラと同い年で旅立たれた。ちょっと早い気がするが、百合子さんに愛されていたことで、充実した山の日々であったことであろう。
この夏、富士に登るコースは、ちょうど山荘があった別荘地をかすめていく。山荘跡を探して、思いにふけようか。