東日本大震災8年目の午前、リサイクル業者にマウンテンバイクを売却するので、防犯登録抹消のため警察署にバイクを漕いでいき、その足で、フオレスター君廃車手続きのため必要な印鑑証明書の交付を求め市役所へ。午後、粗大ごみ最終処分場へ50kの不用品を持ち込む。あと1回、持ち込みの予定。燃えるゴミ、燃えないゴミまだまだたくさんある。何しろ、単身パック1台とゆうパックだけのお引越し、できるだけゆうパックの箱数を抑えたい、どんどん捨てる。
処分場の帰り、コンビニの駐車場で2:46を迎えたので、黙とう。黙とうが終わり安部首相のあいさつのところで、2:48石垣市の黙とうサイレンが高らかになった。やっぱ、南の島はのんびりとしている。
もう、2度も3度もこのブログに張り付けている震災の思い出の3枚の写真。
1枚は、2011年3月、震災から1週間後に、名取市閖上を訪ねた時、小高い日和山のがれきの中に見つけた「りなちゃんのお絵かき」と写真のないアルバム。どこからどうやって流れ着いたものか。りなちゃんは、元気で生きているのだろうか。
2枚目は、山形県天童市の「やまざわスーパー」で買い求めた納豆。長い間、水もお湯も使えなかった4月の休日。風呂に入りたいので、天童まで高速バスで行き、温泉に入った後、買い物をした際、長い間食べられなかった納豆を数個買ってきた。納豆がないと生きていけない種族。
3枚目は、少しは落ち着いた5月。職場にほど近い公園で撮影した満開の白躑躅(しろつつじ)。この年は、いつになく桜も躑躅も花盛りで、犠牲になった人々のことを思うと、かえって悲しみが増したのかもしれない。もちろん、その年は、公園の桜まつりもつつじまつりも行われなかった。
3枚を日記に張り付けるのは、もうこれで終わりにしよう。あらたな、希望ある風景を求めて三陸を歩こう。