平成最後の日の金華山登頂の失敗は、まったくと言っていいほど、今日の再チャレンジのために設えられたようなものだった。
高気圧に覆われ、快晴予報だと知って、今度は、女川の港からの船を予約した。通常は日曜日に1便しか出ていないのであるが、GWの本日は、一日4便も出ており、9時の便でスタートし、13時50分の便で戻る。島滞在時間は、4時間も確保できる。前回のように、1時間40分の持ち時間でバタバタ行動する必要はない。
夢で、島の神さまに…「なあ、お前。この島の魅力を知らずして、この先、生きたら、鉢当てたるでえ…」と告げられ、その夢のようなお膳立てに、素直に従った。
結果、雲一つない、風そよとも吹かない、汗ばむようなお天気のもと、潮風トレイルのコースを、ゆっくりゆっくり、3時間をかけて周遊した。
神の島であるので、森は手つかずで、ケヤキやブナの大木をカメラに収めながら歩いた。
山頂付近からの、大観望。大海原に浮かぶ島々、北西にうっすらと、純白の蔵王、船形、栗駒の連嶺。
この1週間歩いてきた田代島、網地島、牡鹿半島を目で辿る。あちらから、こちらを見ているオイラがいる。
山頂のオオワダツミの神さまと麓のコガネヤマの神さまに深く頭を垂れた。何の願いもしなかった。
帰り、女川復興のプロムナード街路を歩いた。余りの賑わいに驚いた。これは、何者かにつままれている。ゆめまぼろし。
こないだ、オイラ独りだけの鮎川からのバスでつぶやいた運転手の言葉が気になった。「女川、原発あっから、復興早めだんだと」。
金華山航路のふたつの港町の光と影。公平な光が降りそそぐように、神さまに、後付けで祈った。
そして、連休明けの女川がゴーストタウンにもならないようにと重ねて祈った。
高気圧に覆われ、快晴予報だと知って、今度は、女川の港からの船を予約した。通常は日曜日に1便しか出ていないのであるが、GWの本日は、一日4便も出ており、9時の便でスタートし、13時50分の便で戻る。島滞在時間は、4時間も確保できる。前回のように、1時間40分の持ち時間でバタバタ行動する必要はない。
夢で、島の神さまに…「なあ、お前。この島の魅力を知らずして、この先、生きたら、鉢当てたるでえ…」と告げられ、その夢のようなお膳立てに、素直に従った。
結果、雲一つない、風そよとも吹かない、汗ばむようなお天気のもと、潮風トレイルのコースを、ゆっくりゆっくり、3時間をかけて周遊した。
神の島であるので、森は手つかずで、ケヤキやブナの大木をカメラに収めながら歩いた。
山頂付近からの、大観望。大海原に浮かぶ島々、北西にうっすらと、純白の蔵王、船形、栗駒の連嶺。
この1週間歩いてきた田代島、網地島、牡鹿半島を目で辿る。あちらから、こちらを見ているオイラがいる。
山頂のオオワダツミの神さまと麓のコガネヤマの神さまに深く頭を垂れた。何の願いもしなかった。
帰り、女川復興のプロムナード街路を歩いた。余りの賑わいに驚いた。これは、何者かにつままれている。ゆめまぼろし。
こないだ、オイラ独りだけの鮎川からのバスでつぶやいた運転手の言葉が気になった。「女川、原発あっから、復興早めだんだと」。
金華山航路のふたつの港町の光と影。公平な光が降りそそぐように、神さまに、後付けで祈った。
そして、連休明けの女川がゴーストタウンにもならないようにと重ねて祈った。