かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

テント持参で四泊五日、飯豊と朝日も歩こう。

2019-05-27 17:13:04 | 日記
晴れ上がった船形山の山頂からは、月山の東隣に朝日連峰、その左奥に飯豊連峰が確認できた。いまだ、真っ白な雪を頂いていた。
東北アルプスと称される奥深く長大な山陵。

朝日を歩いたのは、主脈縦走が学生時代だから40年以上前になるか。大朝日の雪渓にトマトジュースを冷やしておいたのが、探せなくなり、悄然としたことを鮮明に覚えている。(このころは、ビールではなく、可愛い。)以東岳下りで、樹から落ちてきたと思われる巨大な蛭が首にまといつき、手のひら大に膨らんでいたのを悲鳴をあげてつかみ捨てたのを、こないだのように覚えている。
その後、小朝日から大朝日周遊、障子ケ岳と祝瓶岳にそれぞれ1回、もう10年以上歩いていないな。

飯豊は、高校の合宿で、石転大雪渓からつめて北股、大日、飯豊を歩いて川入に、南下したのがはじめて、生まれてはじめての森林限界超え、花と残雪の天上の楽園というものを垣間見させて頂いた原点の山。

しかし、その後、僅か縦走1回と杁差岳にしか登っていない。

飯豊と朝日、同じ、東北で愛すべき山域でありながら、遅くまで雪があり、アプローチの遠さから、サラリーマンのソロトレッカーには、なかなか足が向かなかった。

船形山頂から、そんな旧恋の山並みを眺めていたら、何だか無性に引かれ「よし!この夏いこうぜ」と気合いが入った。
昨年の北アルプスとこないだの大峰の経験から、テント持参では、四泊五日が今の体力の限界。

夏の飯豊と朝日なら、ピッタリと、その意に叶う。今年の夏は、白馬周囲徘徊と決めているが、合わせて10日ぐらいは、飯豊と朝日捧げよう。18キップのお世話にもなりながら。

朝日と



飯豊




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