かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

エリダヌス=天の大河・アケルナル=川の果て

2016-12-26 20:56:43 | 日記

未明の空は晴れていたので、ドタバタと木星にp900を向ける。そして、その惑星のガリレオ衛星らしき天体と遭遇する。

東から昇ってくる地球照の糸月を見た後、南の水平線上にかろうじて現れてくれた南十字座に何度もシャッターを押すが、一番下のα星がかすかに写ったころに夜明けとなる。いくさヤメ!。撃ち方ヤメ!なんとも、あわただしくも充実した朝。

晩の空も晴れていたので、南の水平線上にエリダヌス=天の大河の全容を何とかカメラに収めようとした。その大河の行き着くところ=アケルナル=川の果てらしき一等星を捕らえたので線を引いてみる。当たってないかもしれないが、努力の一歩に免じていただきたい。エリダヌス、なんと美しくも雄々しい名前なのだろう、そしてアケルナルも。南の空でしか味わえない大河の全容を、これからも追っかけようぜ。

八重山の12月26日。最高気温26.9度、夜間のベランダでも蚊に刺されながらの撮影行なのである

ほんとに、木星の4つのガリレオ衛星(iイオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)なのかしら。p900で2000mくらいか。

  右上の星は、アンタレスか?なかなか芸術的な絵なのである。

右下すれすれに、なんとか南十字座のα星が雲の中に確認できます。

おお、オリオン、右端の下方はアケルナルでいてほしい。

オリオンのリゲルからアケルナルまで、20mでギリギリの画角だったので、年末に届く予定の魚眼で、しっかり確認しよう。エリダヌスとアケルナル。ベランダだと、邪魔な光が映るので、今度は海岸で。

コメント

石垣島海岸線1周プロジェクト3弾 轟川河口から新鉱口まで

2016-12-25 18:27:09 | 日記

昼過ぎから、NHKFMラジルラジルで、日曜喫茶室ときらクラを聴きながらの、往復3時間30分。濃密な時を過ごす。日曜喫茶室では、すでにこの世の人ではない人たちとの思い出にふけながら、時間をさかのぼる旅、きらクラでは1年という記憶の最良の音楽を聴く旅、そして行きながらの海と鳥たちとの交流。わずか、3時間30分が幾年にもわたる旅のような感覚にとらわれた。今日は、轟川の河口から新鉱までを歩いたが、ほとんど砂浜で、潮が満ちてもまったく安全に歩けた、このままで行くと石垣島の東海岸は、北端まで歩けるのではないかと期待される。年末は何とか平野まで行ってみたい。

ああ、晴れて暖かかった、石垣島はこうでなくちゃ、ね。歩いた、海岸線は、集落から遠いためゴミが放置されていたが出会った人1人。

京女シギ仲間

京女シギ語らい

 

京女シギ飛翔

 

京女孤影

折り返し地点、北部がはるか

基点となった轟川河口付近から石垣空港、その奥にオモトトフカイオモト岳。

コメント

やっぱり暖かい石垣島のほうがいい

2016-12-24 07:47:29 | 日記

昨日から、温度が下がり、窓を閉めても室温21度、湿度55%。昨日は北風が強かったので、シラホの浜に短パンで走りに行ったものの、飛散する砂粒がモモにピシピシと当たり、痛いから退散してきた。今日は、海がだめなら山のほうに走りに行こうぜ。

冬のトライアスロン練習で一番やっかいなのはスイムだ。ぽかぽか陽気の日なら、ウエットスーツで海に入れるが、こうも風が強くて、気温が20度を割ると勇気が無い。かといって、温水プールは島に1件しかなく、なんとなく古そうなので、会員になるのを躊躇する。

明日あたりは、少し穏やかになってくれるだろうか、石垣島海岸1周も繋げていきたい。やっぱり、暖かいほうが、暑いくらいに陽がさすほうが、石垣島はいいに決まっている。正月から初泳ぎで景気をつけたい。

未明、ベランダからは、オオイヌ座のシリウスが煌々としていたので、撮らせていただき、写真に星座を引いてみる。冬休みは、もっともっと撮りためて星座で遊びたい。その後、雲が切れて25歳のお月様と木星とスピカのコラボシーン(とまではいかないが)を撮らせていただく。あとは、午前6時頃の、南十字座なんだが、厚い雲に隠れて見えず。まだまだ、これから1か月程度の朝方が、サザンクロスの活躍舞台。焦ることなく、早起きしてチャンスを待ちたい。

 

 

 

ちょっと暗いけど、いちばん明るいのがシリウス

ちょうどワンちゃんの口のところがシリウスで、全体像はこんな感じかな。

 月と木星の前で、1等星のスピカも目立たないか。

少し、露出時間を長くするとお月様はまん丸になるが、このほうが素敵。

コメント

12月22日の二つのアナウンス

2016-12-23 11:20:23 | 日記

未明、東の空は厚い雲に覆われているのだろうか、星影が確認できず、残りの島酒を飲んで二度寝をしてしまう。そして、今朝、窓を開けての室温は、21度、湿度55%と、やっとこの季節らしい環境に戻りつつある。

昨日、12月22日に二つのアナウンスを確認した。おおむね、朗報である。

ひとつ、第33回宮古島トライアスロンの参加内定通知があったこと。大会本部からのメールに、「おめでとうございます。」とあったが、喜び7分、悲しみ3分といったところか、出るからには、恥ずかしいまねはできない。完走目指しての「猛」練習が待っている。もう若くはない、疲れも取れない、今までのような酒の飲み方では、体調も維持できない。体重も落とさなければならない、DHバーの取り付けとDHによる走行訓練も行わなければならない、パンク修理も確実に習得しなければならない・・・と並々ならぬ障害物をこの4ヶ月間にクリアしなければならない。この大会は、65歳定年制の大会だが、第33回大会を完走できれば、卒業したい。だから、これから、15年前のあの頃のように濃密な島時間を過ごしていこう。

http://www.miyako-net.ne.jp/strong/

ふたつ、UTMFのホームページのアナウンス。第6回のUTMFは、オイラが参加した第1回から第3回目までと同じように、春開催となったこと。その準備のため、2017年は開催せず、2018年春に開催するとのこと。こないだの、伊豆トレイルジャーニーが完走できなかったことで、今年もまったくポイントを獲得できないだろうから、2017年のSTYをあきらめていたところだったので、こころ穏やかになり、「では、2017年はまた、完走できそうなうエントリー資格レースのひとつ二つにチャレンジしよう。」という気に誘ってくれた。やはり富士は、雪をいただいた春がいい、新緑も目に優しい。UTMFも含め、体に優しくないレースやポイント獲得のためのレースも、オイラは65歳定年と決めているのだから、10年前のハセツネあたりから始まった山岳レース、あと2,3年だけ、濃密な山時間を過ごしていこう。

http://www.ultratrailmtfuji.com/

 

12月22日の朝は、ハレ。

 

 

 

コメント

切れ・間ということ

2016-12-22 06:19:43 | 日記

今朝は、さらに蒸し暑く、窓を開けても室温27.5度、湿度66%、足元の扇風機のリズム機能で風を浴びてちょうどよい程度、(昨日の酒が残っていて体がほてっているせいもあり。)

目を覚ましたら、東の空に、23歳のお月様とジュピター(木星)、そして乙女座のスピカが鱗雲の奥から光り輝く。天体観測手帳によると、明日の朝、大集合とあるから、晴れてほしいな。

朝のバスで、俳人長谷川櫂の著書で、俳句の要素は、定型、季語、切れであるが、この切れということがいまいち分からなかったが、間をつくり、空間を広げることだと教わった。たった、10分ぐらいの間に10年分くらいの不明が晴れたような気がした。

   荒海や/佐渡によこたう天の川

  古池や/蛙飛び込む水の音

そうか、芭蕉翁は、切れの名人だったのか。17文字の宇宙。

 

月明かりと木星、そして乙女座のスピカが雲の隙間に輝く。

23才のお月様。彼女が消え、また現れる頃、そろそろ「新年」となる。

コメント