言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

大川内に

2017年09月26日 | 歴史探偵
 今日は大川内薬師堂のお祭りと聞いたので出かけてきました。わが家から車で25分かかりました。10時半頃着いたら、おばちゃんたち4名でお喋り中でした。近所のおばちゃんたち、いつものメンバーで持ち寄りの料理でお堂の中で(お祭り)です。 
 ノンアルコールビールで乾杯して“宴”ははじまりましたが、参加者は私をいれて5名(私が帰る頃、1名追加参加)、仏さまもちょっと寂しそうでした。
 
 私はいろいろと訊ねながら話の輪の中に入りました。祭日は「サメの日」と言われます。何か謂われがあるのだろうと、よく聞いてみると(納め=彼岸の最後の日のこと)でした。
 むかしはも薬師堂も山の上にあったのだそうですが、お堂は平成21年に現在地に降りてきたとのことです。それまでは、彼岸の初日に山道を整備してお堂をきれいにして準備、八代からもお詣りに来ておられたそうです。集落(人)がいまの場所に降りてきたのが記録に残っていない:不明とのこと、何時だったのかはっきり分かっていません。何かしら調べてみたくなりました。
 おばちゃんたちの言葉はときどき難しく聞き取れないこともあります。「ハンズウ淵」という単語が出てきました。
 「ハンズウ」とは❓と訊ねると「カメ」・・・(あ、亀が棲んでいそうな深い淵)と判断しましたが、「水を溜めとくとたい」 ❓❓ ・・・“ハンズウとは水を溜めておく甕のことで、それほど深い淵”のことだとわかりました。帰ってからネットで調べたら、「飯銅」(半銅、飯胴、半斗とも表記されるそうですが)というちゃんとした日本語がありました。水を貯蔵するための大型の粗陶器(水瓶)のことだそうです。山江風にちょっと濁って「ハンズウ」になったようです。
 直接、聞かないとわからないことが聴けてよかったです。1時間半くらいお邪魔をしていろんなことが聴けました。

 今日の天気( ちょっと小雨)