言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

辞書をくって

2019年02月11日 | 歴史探偵
     
    
 ちょっと(少し)前から「嗣誠獨集覧」(しせいどくしゅうらん)という江戸時代中頃に書かれた(明和~文化頃?)相良藩歴史書を読んでいます。むろん、元文(古文書)では読めないので、訳されたもの(相良村誌資料編)を読んでいます。これまた言葉遣いが難しいので斜め読みです。ちょっと気になったところを真剣読みしています。真剣といっても意味が通じないところ多々です。

 難しい言葉遣いなので書かれていることがどういう意味か分かりづらいです。そこで訳してみようかなと、いま思っているのです。現代訳にして子どもにも歴史に詳しくない人にもわかるようにできないかなと無謀なことを思いついたのです。まずは、相良長続、為続親子の話しでチャレンジしてみようと思っているのです。

 「文安四年十月下旬既ニ押寄人吉可攻堯頼公評議極候処、・・・」というような文章です。文安四年は1445年のことです。「文安4年下旬に人吉に押し寄せ堯頼を攻めるための評議がなされたが、」というように第一次訳文としました。
 ※‘堯頼’とは10代相良家の殿様です、親類の者に下剋上された人です。いろいろとあって、11代の当主に長続公が就くのです。
 
 国語辞典と漢和辞典の二つを使い分けて意味をさぐっています。古語辞典も必要のかもしれませんが。

 面白い?漢字と言葉を紹介。「竊」・・・全く読めませんでした。(せつ)と読むそうです。いまは「窃」の字を使っています。
「鬱憤」・・・‘うっぷん’です。「行衛」とは‘行方’(ゆくえ)のことでした。
 遅々として先には進みませんが、もう少し頑張ってみます。

 今日の天気(朝まで