7月豪雨から11か月が経った今でも災害復旧は途中なのです。アチコチで家の解体が行われています。手を挙げれば公費での解体がなされるのだそうです。たぶん手続等は面倒だし、解体もお任せコースで注文は無理なようです。masudaaくん宅が解体されると聞いてカメラを持って出かけてきました。大きな重機で無残なる壊し方です。数が多いので丁寧なる壊し方では時間がかかるばかりなので致し方ないのかもしれません。
九日町通りです、江戸時代に町家は軒の間取りが決められてひょろ長い宅地と家の作りになっています。masudaくん宅もその作りです、隣近所が壊されていくと城下町としての面影はまったく無くなると思われます。ダダ広くなった敷地にドカンとビルが建つのではないかと危惧しています。
むかしの町づくりは戦災や火事や災害によってころりと変わっていきます。ある意味いい機会なのかもしれませんが(小京都)とよばれていた人吉の町もどこにもある田舎町になってしまうのではないでしょうか。寂しいですね、仕方ないのでしょうか。解体をしながら復興が進んでいます、どんな風に変わっていくのか楽しみでもあり不安でもあります。人吉の豪雨からの復旧はまだまだこれからです。
今日の天気( 暑い一日でした、30℃を超えたようです)