言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

歴史人物のこと

2021年06月19日 | 教育

       

 小学校の学習指導要領をチラッと見ました、小学6年生社会科 歴史学習です。「江戸時代の始まりについては徳川家康が関ケ原の戦いに勝利を収め・・」とあります。そしてこの頃のことは「・・ザビエル、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康・・」らの人物を取り上げ、人物の働きを通して学習できるよう指導することとあります。まあ、小学生の歴史学習は“大まかな歴史を理解する”程度でOKなのでしょうが、子どもたちを歴史好きにするためにはもう一歩踏み込んだ方が面白味があるような気がするのですが。

 例えば、私の最近の読書「司馬遼太郎の戦国」から「豊臣家の人々」・・そして宇喜多秀家・・ようやく「宇喜多の捨て嫁」と「宇喜多の楽土」を読み終えました。前にも述べたように‘宇喜多秀家’の名前は知っていましたが、秀家の関ケ原以降のことは全く知りませんでした。

 “敗者の歴史”は知られていないです。しかし歴史とは名もない人たちや敗者によっても作られたはずなのです。信長、秀吉、家康が戦国の代表者ではないはずなのです。歴史上の敗者や名前も残っていない人たちのことがもっとわかると歴史も面白くなるはずです。そんな意味で宇喜多秀家の関ケ原後のことを小説で知って面白かったです。

 今日は梅雨は終わった!と思わせるような昼間でした。

 今日の天気(