ドライフライが9割を占めるイタリアおやじのフライボックス内の1割は3タイプのこれです。
ウェットのシルバーマーチブラウン、ソフトハックル、そしてサーフェイス・ソルジャー。
全て操作毛鈎として水面上、水面直下をドリフトさせヤル気の無い渓魚を刺激する
非常に能動的な部類の毛鈎です。完全なドライフライに加えこの3種がレギュラーの
お陰で二倍三倍と普段は釣果が伸びて行くのですが・・・
水生昆虫の羽化途中の段階を模した毛鈎には独特の面白さが有り
特に本物の虫がイマージング段階の後半で水面に張り付いて悶えながら
流下している際には渓魚は夢中でライズを繰り返しますから水面下ギリギリの
ステージと大まかなサイズさえマッチしていれば超エキサイティングな釣りが
愉しめるんですね。
さて、23日も相当数が抜かれて寂しくなった自宅から65キロ地点の渓に向かいました。
そしてまたしても雨天です。冷え込みは然程では無いにしろ日中あまり気温上昇せず
肌寒い日で大したハッチもありませんでしたがイマージング効果で
反応だけは得られるのですが掛ってもネットイン迄が・・・
ポイントを少しずつ移動しながらでしたが10尾以上はガバッと出てくれ
ロッドも曲げてくれましたが尽くバラシの連続・・・
次は大丈夫だろうと高を括っていましたが・・・
次もバラシ
次も、次も、次も・・・
バラシ更新中・・・
これだけバラシを連続したのも今迄記憶にございません。
と、言う位に鈎がスッポリ外れる現象・・・
如何してしまったんでしょうか・・・イタリアおやじ・・・
でも何とかやっと1尾捕り込み・・・
三連休が終わった直後ですからスレまくってしまったのでしょうか?
毛鈎への出方も何だか変だったなぁ。
そして、もう1尾追加で終了。
ロッドを曲げる回数は多かったのに捕り込み率2割以下は私の新記録かも・・・
キツネにつままれた様な釣行でした。