ダブルブレストのカシミヤコートがジャストなシーズン・・・
来春に向けて革靴で闊歩するのでスニーカーに馴れたフットを
また、革靴向けに仕上げる必要がある。
この歳になっても新品の革靴は現役時代に吟味して購入したモノが
未だ十足位在庫していて終活迄に全部履ければ良いが
多分幾つかは新品のままあの世行きだろうなと思う。
革靴は履いているその人の性格や人生観・価値観が
ハッキリと出てくるから侮れないものだ。
頭から一番遠い足の装飾だから手入れもお座成りになる。
年季の入った革靴でも手入れをされているモノはやっぱり違うのよ。
今回は購入して12年程経ったドレスのレースアップブーツのデビュー。
さて、新品だからと言って直ぐに馴染んで履ける訳ではない。
しっかり縫い込まれた革底はそう簡単に屈曲しないし
足が直接当たって体重が乗っかる中底は
自分の足型に凹凸が記憶され良い感じに仕上がるまで
週一で履いたとしても半年以上は掛かる。
保管中、たまに軽くクリームだけは塗ってあったので
簡単なブラッシングだけでシットリとした艶が出た。
さて、足入れ・・・
ドレスのレースアップブーツを履いてのお洒落はそう簡単なモノではないよ。
履き馴らしの為、今回は矢場町・栄界隈を三時間歩きっぱなしを決行。
・・・
三時間後。
シワが入って生命感が現れたが中底は未だ全然ダメ・・・
毎日同じ靴は履かないのでこのブーツが自分のモノになる迄は
相当先が長い。