5月 24日
飲み物を急いで冷やすとき
これから夏に向かって暑い日が多くなってきますよね。
んで、自宅に帰って風呂上がりに冷たいビールをゴックン!
至福の時間ですよ。
ところがドッコイ、ビールが冷えていない(冷やしていない)
ということが時々あります。
コンビニに買いに行くのも億劫だし、買ってきたビールが
冷え冷えだとは限らないしね。
そこで考えるわけですよ。どうしたら速く冷やすことが
できるか?ってね。
まずだれもが考えるのが、冷蔵庫の冷凍室に入れる。でしょ。
これだと1時間ほどかかるから、渇いた喉に待ってもらうには
チョイと長いよね。
それにビールの成分が分離したり、冷凍庫に入れていた
ことを忘れてしまったりすると、破裂することもあるものね。
次は氷で冷やす。冷蔵庫の製氷室から氷をだしてビールを
入れておくんですね。
これは氷との接触面積が少ないので、冷えるまでには30分
ほどかかるし、キーンと冷えるようにするにはもっと時間が
かかります。(やっぱすぐには冷えたビールを飲めません)
次は氷水に入れることです。これだと接触面積が格段に多く
なるので、その分ビールが冷えやすくなりますよね。
でも、氷水は0℃なんですよ。(水が凍る温度も溶ける温度も
0℃です)
たとえば冷やす前のビールが20℃で、氷水が0℃だとすると
温度差は20℃。もし同じ熱量だったとすると、ビールは冷えて
氷水は温まって、差がなくなるのは10℃です。
つうことは、ビールは10℃にしかならないんですよね。
(普通は氷水のほうを多く使用しますから、もう少し温度は
下がるんですが、時間はかかるんですよ。)
ところがこの氷水に塩をいれると、あら不思議氷水の温度が
どんどん低くなるんですよ。
なぜかというと凝固点降下とか、氷点降下といわれる現象が
おこるからです。これは塩でなくても砂糖でもなんでもいいん
です。水に別の物質を混ぜれば凍る温度が下がるんですよね。
身近にあって、安いから氷水に入れるには塩が一番いいかな。
塩の場合、濃度を濃くしていけば、一番低いときはー21℃
ぐらいまで下げることができます。
そいでも家庭の冷蔵庫で作った氷に塩が飽和するぐらいに入れ
ることはないし、必要もないので、適量いれれば-10℃ほどに
下げることができますよ。
つうことはさっきの計算で、温度差は30℃になり、ビールの
温度は中間の5℃になります。これならキーンと冷えたビール
となっていますよ。
んでね。塩を入れた氷(水は入れないほうが早く冷たくなる)
の中で、ビール缶をゆっくりまわしていると、5分ぐらいで
キーンと冷えたビールができあがります。
ガチャガチャまわすと泡だらけになりますが、ゆっくりだと
大丈夫です。
何本も冷やしたいのなら、塩を入れた氷水の中に入れておく
ほうがいいんですが、1本だけでも早く飲みたいのなら、氷と
塩でクルクルだね。
逆に冬などは路面が凍らないように融雪剤(塩)を撒くん
ですが、これも氷点が下がるので、路面が凍結しにくくなるん
ですよ。
塩をたくさん撒けば理論上ではー21℃なんですが、実際の
路面では外気温・路面温度・風・通行量などの条件により
ー10℃ぐらいまでが限度といわれています。
それに大量に塩を使用すると、環境にも影響(植物などには
塩分は大敵です)があるので、そんなには使うことができ
ません。
つうことで、いくら塩を撒いても、それより路面温度が
下がると凍結の可能性が高くなりますよ。
ま、今年雪が降るのは半年ほど先になりますが、車で雪道
(融雪剤を使用している道)を走った後は見える部分だけでなく、
車輛の下部も洗車したほうがいいよね。
飲み物を急いで冷やすとき
これから夏に向かって暑い日が多くなってきますよね。
んで、自宅に帰って風呂上がりに冷たいビールをゴックン!
至福の時間ですよ。
ところがドッコイ、ビールが冷えていない(冷やしていない)
ということが時々あります。
コンビニに買いに行くのも億劫だし、買ってきたビールが
冷え冷えだとは限らないしね。
そこで考えるわけですよ。どうしたら速く冷やすことが
できるか?ってね。
まずだれもが考えるのが、冷蔵庫の冷凍室に入れる。でしょ。
これだと1時間ほどかかるから、渇いた喉に待ってもらうには
チョイと長いよね。
それにビールの成分が分離したり、冷凍庫に入れていた
ことを忘れてしまったりすると、破裂することもあるものね。
次は氷で冷やす。冷蔵庫の製氷室から氷をだしてビールを
入れておくんですね。
これは氷との接触面積が少ないので、冷えるまでには30分
ほどかかるし、キーンと冷えるようにするにはもっと時間が
かかります。(やっぱすぐには冷えたビールを飲めません)
次は氷水に入れることです。これだと接触面積が格段に多く
なるので、その分ビールが冷えやすくなりますよね。
でも、氷水は0℃なんですよ。(水が凍る温度も溶ける温度も
0℃です)
たとえば冷やす前のビールが20℃で、氷水が0℃だとすると
温度差は20℃。もし同じ熱量だったとすると、ビールは冷えて
氷水は温まって、差がなくなるのは10℃です。
つうことは、ビールは10℃にしかならないんですよね。
(普通は氷水のほうを多く使用しますから、もう少し温度は
下がるんですが、時間はかかるんですよ。)
ところがこの氷水に塩をいれると、あら不思議氷水の温度が
どんどん低くなるんですよ。
なぜかというと凝固点降下とか、氷点降下といわれる現象が
おこるからです。これは塩でなくても砂糖でもなんでもいいん
です。水に別の物質を混ぜれば凍る温度が下がるんですよね。
身近にあって、安いから氷水に入れるには塩が一番いいかな。
塩の場合、濃度を濃くしていけば、一番低いときはー21℃
ぐらいまで下げることができます。
そいでも家庭の冷蔵庫で作った氷に塩が飽和するぐらいに入れ
ることはないし、必要もないので、適量いれれば-10℃ほどに
下げることができますよ。
つうことはさっきの計算で、温度差は30℃になり、ビールの
温度は中間の5℃になります。これならキーンと冷えたビール
となっていますよ。
んでね。塩を入れた氷(水は入れないほうが早く冷たくなる)
の中で、ビール缶をゆっくりまわしていると、5分ぐらいで
キーンと冷えたビールができあがります。
ガチャガチャまわすと泡だらけになりますが、ゆっくりだと
大丈夫です。
何本も冷やしたいのなら、塩を入れた氷水の中に入れておく
ほうがいいんですが、1本だけでも早く飲みたいのなら、氷と
塩でクルクルだね。
逆に冬などは路面が凍らないように融雪剤(塩)を撒くん
ですが、これも氷点が下がるので、路面が凍結しにくくなるん
ですよ。
塩をたくさん撒けば理論上ではー21℃なんですが、実際の
路面では外気温・路面温度・風・通行量などの条件により
ー10℃ぐらいまでが限度といわれています。
それに大量に塩を使用すると、環境にも影響(植物などには
塩分は大敵です)があるので、そんなには使うことができ
ません。
つうことで、いくら塩を撒いても、それより路面温度が
下がると凍結の可能性が高くなりますよ。
ま、今年雪が降るのは半年ほど先になりますが、車で雪道
(融雪剤を使用している道)を走った後は見える部分だけでなく、
車輛の下部も洗車したほうがいいよね。