たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

いつものとこやはちつき

2017年08月10日 | Weblog
 8月 10日

 いつもの床屋八月。

 いつもなら1ヶ月半~2ヶ月ぐらいの間隔で床屋に行ってるん
ですが、今回はチョイと早めでした。
 夏は暑苦しい頭よりもスッキリした髪のほうがいいものね。
(アタイの場合はスッキリしすぎだけど)

 てなわけで床屋のドアを開けると、いつもと同じでソファに
3人が座っていました。
 「どうもぅ。話が弾んでいるところを悪いけど、アタイは
お客だかんね」(笑)

 「あれぇ。お客が来たよぉ。2年ぶりだぁ」って、おねぇさん。
 そうなんです。座っていたのは床屋のおねぇさんと茶飲み
友だちが2人でした。(^^)/

 「たまおちゃん、こないだ『電話会社です。電話料金が安く
なるんですが、どうですか?』って、電話会社の人がやってきた
のよ。どう思う?」
 「それ違うよ。たぶん電話会社じゃなくって、代理店だよ。
それに固定電話は使わないでしょ最近は。安くなるっていっても
月に100円がいいとこだよ」

 「そうよねぇ。だいたいスマホだもんねぇ」
 「あと何年続けられるか分からない床屋なんだしさ」
 「たしかにそうよね。体が動くあいだだけだし、客は減るしさ」

 「たまおちゃん、今日はこれから予定はあるの?」
 「なにもないよ」
  あっ、アブナイ。予定が無いことを話してしまったぁ。そう
すると、離してくれないんですよ。案の定オシャベリが続く。
 
 「あのさぁ。こないだ中学の同窓生6人で江戸東京博物館に
行ったのよ。この歳になってまで博識になるつもりはなかったんだ
けどさ。地方から上京してきた人もいたからさ。ワイワイ言いながら
入ったのよ」
 「あそこはシニア料金で入れたでしょ?」
 「そうなのよ。65歳以上は半額なんだけどさ。私は証明書類を
持ってなかったから、窓口で生年月日を伝えたら割引にしてくれ
たわよ」
 「だよね」
 「そしたら、私の次にいた同級生が『オレも証明書類がないよ。
お前はいくつになった?』って私に聞くのよ。『同い年でしょ
バカね』だったわよ」

 「いつもながらに楽しい集まりだねぇ」
 「真面目にバカやってるから面白いのよ。次は居酒屋へさんへ
いって昔話に花を咲かせてお開き」
 
 このとき、すでにおねぇさんの手が止まっています。
 アタイの後でチョキチョキとハサミを使っていたはずなんですが、
いつのまにか前へまわっています。
 「それでね。私はそのまま帰宅したんだけど、電話がかかってきて
『もうアイツは誘わないからな』って1人から。その電話を切ったら
別の人から『ヤツを誘うなら、オレは参加しないからな』ってさ」
 
 「じゃぁ、おねぇさんが別れたあとで、ケンカしたんだね」
 「そうみたいなの、くそ真面目な人が嫌われたみたい。性格も
悪いし」
 
 フンフンと聞き役になりました。
 この日、散髪が終わるまでに90分かかりました。(早いときには
20分ですからね)(^^;)
 床屋通いもあと何年続くかな?
コメント