5月 19日
10万円「特別給付定額金」の処理で役所は汲々。
すでにオンライン申請が始まっている自治体もありますが、どうしても
急いで10万円が必要だ。
という方以外は郵送のほうがいいようですよ。
まずはマイナンバーカードが使えるようにしなければなりません。
マイナンバーカードを持っていて、正常に使える。という方はまだいいんです。
・マイナンバーを持っていない(作っていない)
・パスワードが失効している。
・パスワードを忘れた。
というような人は窓口で手続きすることになるんですが、とにかく大混雑。
やっとカードを手に入れて、使えるようになって、さぁてネットで申請。
と素直にはいきません。接続環境には条件があります。そして、サイトへの
アクセス集中で繋がりにくくなっているそうです。
どうにか繋がって、なんとか電子申請できた。と、喜んではいけません。
申請内容に誤りがあっても、申請を受け付けてしまうシステムなんです。(笑)
銀行口座の名義を間違ってたり、給付を受ける人と辞退する人を間違え
たり、家族の名前を変換ミスしたり、とにかくそういう間違いがあっても受け
付ける。
そいで、オンライン申請ができる。といっていますが、データでやりとり
するのはここまで。
あとは役所の人が手作業(目視)で住民基本台帳と照合して、申請書類の
確認。
オンライン申請。って、普通に考えれば申請後はコンピューターが自動で
処理すると思うよね?
違うんです。とにかく、こういう事務処理に手慣れた人が手作業で行うん
ですよ。(作業に慣れている人は少ない。だれでもできるわけではない)
ということで、1日に処理できる件数が少ない。
で、郵送の場合も手作業の部分があるんですが、だれでも確認処理が
できるので、手慣れたベテランじゃなくてもかまわない。(人数を投入できる)
というのも、郵送で届く書類には、家族の名前が記入されているので、
処理が簡単。
住民(個人)の情報は住民基本台帳に記載されていて、マイナンバー
カードとも繋がっているんだけど、マイナンバー法により利用目的が
決められているため、今回の10万円は目的外となっていて、台帳と
オンライン申請した情報とを手作業で照合する必要があるわけです。
じゃなんで今回の電子申請にマイナンバーカードが必要なの?
それはね。今回の申請そのものにマイナンバーが必要なわけではなく、
申請したのが本人であると確認するためでした。(^^)
自治体によってはオンライン申請よりも郵送のほうが処理が早くなる。
ということもあるそうですよぉ。(^_^)/