たまおのページ

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ながいきもそれなりに

2009年08月01日 | Weblog
 8月 1日

 数日前のNHK-TVの話

 介護がタイヘン。という番組でした。
特別養護老人施設などは、入所するのに数百人待ち
というのは当たり前になっているそうですよ。

 今の介護保険って、介護者の補助になってはいま
すが、それは専属でめんどうを見られる人がいる
家庭の場合ですよ。これだけ核家族化すると、なか
なかつきっきりで介護はできませんよね。

 番組では40歳ぐらいで若年性認知症になってし
まった奥さんを介護している。という大学教授(准
教授だったかも?)のことを取材していました。

 介護を始めて5年。大学を辞めて奥さんの自宅介護
だったそうですが、看護疲れでうつ病になったりして、
医者から働いたほうがいいですよ。
 と言われて開き直ってまた大学で研究を再開した
んだけれど、少ない収入の半分ぐらいが看護費用に
なってしまい、生活が苦しいということでした。

 奥さんの面倒を見ているもう一人は、政府の方針で
今入所している施設が廃止になるため、次の施設を
探しているんですが、それこそ数百人待ちのため、
自宅で介護することになると、途方に暮れた表情でした。

 安心して老後を暮らせるようにするのも国の大事な
仕事だと思うんだけどねぇ。
 まだまだ日本人は行政におんぶに抱っこではなくって
できるだけ自分でやり繰りする(お上の面倒にはならない)
と考えている人が多いと思います。
 そうはいっても、限界の状態っていう方たちも多い
わけで、そういう時の国や行政なんだと思うんだけどねぇ。
 

 そういえばアソー君が「年寄りの多くが元気だし、働く
ことしか能がないんだから、そういう老人に働いてもらって
納税してもらおう。私も社長だったんだが、こういうことが
経営者としての考えなんだよ」というような話しをしていま
したが、若者が働く場がなっくって、または正社員採用も
難しい。というのが現状なのに、どうやったら老人が働いて
納税できるんでしょ? 体を壊して医療費が増えるのが関の山
なんじゃないの。もちろん元気に働いている高齢者もたくさん
いますがね。

 そういえば、経営者のアソー君。関連会社に人材派遣会社を
持っていますから、まずはその会社で高齢者を使ってみたら
どうざんしょ?
 そいで納税していただければ めでたしメデタシですよ。
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