日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

20パーセントも?

2008年05月03日 | インポート
それでもまだ20パーセントもあるのかという感想を私は持っている。

福田内閣の最近の支持率だ。

今までの政治による既得権益を享受している人達の比率に近い数字であろうと推定する。

しかし、ここで注意しなければならないのは、その2割程度の人たちの集団に、私たちの社会は牛耳られているということだ。

政治の場における決定権を与えるための選択を誤ったための結果だと言える。

個々の政治家が、既得権益者の集団の側を向いているのか、私たち庶民の側を向いているのかの見極めをする能力と、今の政治のあり方に対する憤りの継続が私たち選挙民に無ければ、何も変えることは出来ない。

次の選挙の時に、都合よく説得されているようでは20パーセントの人たちの思う壺である。

色々な事を支障なくこなすには財源が必要だという主張をしているが、その前にやるべき事は、一部の官僚や政治家が自分たちのために作り出した無駄な組織を無くして、無駄な支出を根絶する事から始めるべきであるはずだ。

物事の順序を無視しての議論でも、私たちはうっかり騙されてしまう事が多い。

騙されないで一票を投じなければ、何も変わらないどころか、私たち庶民にとっては益々住みにくい社会になっていくことになる。


豊田かずき