昨年の10月1日から昨日(平成26年2月28日)までの禁漁期間が終わり、本日から、諌早市高来町の境川(轟の滝がある川)ではヤマメ釣りが解禁となった。
5ヶ月間の、渓流釣りを抑制されていた我慢の期間が終わり、春の日差しの中で、待ちに待ったヤマメ釣りに出かけた。
雲仙市吾妻町から諌早市高来町までは、諌早湾干拓の堤防道路(正式名称は、「雲仙多良シーライン」というハイカラな名前が付いている)を利用すれば、7分間程度で到達する。
雲仙市愛野町の自宅から諌早市高来町のヤマメが釣れる場所までは、車で30分もあれば到達できる。
解禁日なので、たくさんのヤマメ釣り愛好者が境川に集結しているのかと思っていたが、午前9時ごろの境川沿いの道路には佐世保ナンバーの軽自動車が1台止まっていただけだった。
山道で車を止める時には、帰りの事を考慮して、車の頭は下りの方向を向けて止めておくということが肝要だが、その佐世保ナンバーの軽自動車はそのようにして止めてあった。
山釣りに精通している人の車であろう事は想像できた。
その軽自動車が止めてあるところから数百メートル上流のところから川に降りて釣り始めた。
これもまた山釣りの不文律みたいなもので、なるべく多くの人で渓流釣りの楽しみを分かち合えるように、先行の釣り人がいたならば、そこからある程度の間隔を開けて釣り始めるということになっている。
というのも、ヤマメなどの渓流魚は、誰かが竿を出した後のしばらくの時間は、警戒して、同じ場所で釣れにくい状況となるので、他の人が釣っている近くの場所は、その人の楽しみのために場を荒らさずに残しておくという配慮をするということで、そのようなルールを守るようにしている。
はやる心を抑えながら、ハリス0.4号の釣り針にシマミミズを付けて第1投目を振り込む。
小さな渕の流れの末端付近で、明確なあたりがあり、軽く合わせると、力強く引き込んで抵抗する。
その感触を楽しみながら魚体を抜き上げる。
体長20cm程度の、綺麗な体色のヤマメに、今シーズン初めて会う事ができた。
禁漁期間の5ヶ月間に、確実に成長しているヤマメが生息している事が確認できて、嬉しかった。
その後も、ヤマメが居そうだと見当をつけた所では、8割がたヤマメのあたりがあり、綺麗な魚体のヤマメが遊んでくれた。
本日は、およそ200メートルの区間で、初ヤマメ釣りを楽しませてもらったが、天然孵化もしくは稚魚放流の野生化した個体と思われる、成長した綺麗な魚体のヤマメが釣れてくれた。
自分の中の趣味の世界には、春が訪れた。
豊田一喜
本日の釣果
5ヶ月間の、渓流釣りを抑制されていた我慢の期間が終わり、春の日差しの中で、待ちに待ったヤマメ釣りに出かけた。
雲仙市吾妻町から諌早市高来町までは、諌早湾干拓の堤防道路(正式名称は、「雲仙多良シーライン」というハイカラな名前が付いている)を利用すれば、7分間程度で到達する。
雲仙市愛野町の自宅から諌早市高来町のヤマメが釣れる場所までは、車で30分もあれば到達できる。
解禁日なので、たくさんのヤマメ釣り愛好者が境川に集結しているのかと思っていたが、午前9時ごろの境川沿いの道路には佐世保ナンバーの軽自動車が1台止まっていただけだった。
山道で車を止める時には、帰りの事を考慮して、車の頭は下りの方向を向けて止めておくということが肝要だが、その佐世保ナンバーの軽自動車はそのようにして止めてあった。
山釣りに精通している人の車であろう事は想像できた。
その軽自動車が止めてあるところから数百メートル上流のところから川に降りて釣り始めた。
これもまた山釣りの不文律みたいなもので、なるべく多くの人で渓流釣りの楽しみを分かち合えるように、先行の釣り人がいたならば、そこからある程度の間隔を開けて釣り始めるということになっている。
というのも、ヤマメなどの渓流魚は、誰かが竿を出した後のしばらくの時間は、警戒して、同じ場所で釣れにくい状況となるので、他の人が釣っている近くの場所は、その人の楽しみのために場を荒らさずに残しておくという配慮をするということで、そのようなルールを守るようにしている。
はやる心を抑えながら、ハリス0.4号の釣り針にシマミミズを付けて第1投目を振り込む。
小さな渕の流れの末端付近で、明確なあたりがあり、軽く合わせると、力強く引き込んで抵抗する。
その感触を楽しみながら魚体を抜き上げる。
体長20cm程度の、綺麗な体色のヤマメに、今シーズン初めて会う事ができた。
禁漁期間の5ヶ月間に、確実に成長しているヤマメが生息している事が確認できて、嬉しかった。
その後も、ヤマメが居そうだと見当をつけた所では、8割がたヤマメのあたりがあり、綺麗な魚体のヤマメが遊んでくれた。
本日は、およそ200メートルの区間で、初ヤマメ釣りを楽しませてもらったが、天然孵化もしくは稚魚放流の野生化した個体と思われる、成長した綺麗な魚体のヤマメが釣れてくれた。
自分の中の趣味の世界には、春が訪れた。
豊田一喜
本日の釣果