渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ククサ

2020年06月29日 | open


生涯の盟友が持つククサである。
私にもこんなククサが作れるのだろうか。
魂の在りかとしてのククサを。

松葉茶

2020年06月29日 | open



友人曰く、松葉茶はすっぱスパイシーにが
いのだそうだ。
私は松葉茶は飲んだことがない。笹葉茶
ならある。

その彼の高校時代の愛用ナイフはこれだ
そうだ。
随分とカッコいいのを使ってたねえ。


北欧というとこういうイメージで斧も戦闘
斧の様式が色濃いが、意外とナイフは刀
の役目も果たしたにしては、繊細で上品
なブレードシルエットをしている。




切れる刃物

2020年06月29日 | open
 


荒研ぎなのによく切れる。気持ちいい。
浅く削いだらカンナのように感応良く。
深く切れ込みしたらカミソリで新聞紙1枚
切るように無抵抗で刃が進む。
私の研ぎで軽いハマグリにしてある
が、直線チゼルよりもずっと良い。
本研ぎしたらどうなっちゃうのだろう。
これはめっけもんでした。


 

害獣被害

2020年06月29日 | open







作物を苦労して生産して、出荷して人様
の口に届けて対価を得て生活している
生産農家の農作物が害獣にやられた。
アライグマだ。
ラスカルは可愛いが、彼らに悪意は無く
とも放置はできない。
特定外来生物であることと、現実的に
生産被害が発生しているので、捕獲・
殺処分とする。
行政からは特定外来生物には捕獲器が
無償で貸し出しされる。
見た目可愛くとも動物園のアイドルでは
ない。
全て、野生化させた身勝手な人間のせい
なのだが、致し方ない。

一方、日本の自然河川にニジマスはいな
い。いたら、ブラックバスと同じく、
特定外来生物で駆除対象だ。
管理河川以外ではレインボーはいてはなら
ないことになっている。
もう日光中禅寺湖のブラウントラウトとか
は明治初期に英国人が入れて天然化したか
ら手がつけられないが。
トラウトはフィッシュイーターなので、
小魚や稚魚や卵を食う。
バスならバス流域にバスが入ると軒並み
他の魚を食い殺してしまう。
ニジマスも同じだ。
アマゴ・ヤマメやイワナのような棲み分け
はせずに、全部喰らい尽くしてしまう。
なので、国内では管理河川かポンドの釣り
堀にしかニジマスがいてはいけないのだ。
ブラックバスを釣ってのリリースとか、
本当は規則としてはアウトなんだよね。
もっと上流域でも、もし仮にニジマスが
いたとしたら釣ったら放してはいけない。
キャッチ&リリースは、天然資源確保と
自然環境のためであるので、環境破壊の
デストロイヤーは見逃してはならない、
というのが論として成立している。

私がポンドで釣ったニジマスの最大級は
57センチだった。
かなりでかかった。錦鯉みたいなやつ。
リリースを旨とするフライ専用ポンドで
のことだ。
何度も放されてるから、スレっからしで
かなり釣れないの。
必殺毛鉤で釣り上げた。
ランディング=取り込みには20分かかっ
た。返しのないバーブレスの鉤なので慎重
にファイトした。

こうしたのは楽しみの釣りの管理釣り場
でのスポーフィッシングなので、マス族
の魚種は混在していても構わない。
だが、天然河川では、生態系が崩れる魚種
は、そこにいるのは好ましくはない。
これは偏頗な国粋主義ではなく、生物学
的にも、人間が意思として管理していか
ないと、生態系と食物連鎖が崩れると、
地球がヤバいことになってしまう。

経年変化と人口加工

2020年06月29日 | open


30数年物の組太刀稽古用の手製白樫
木刀(小太刀)とニス塗柄の手斧。
ナチュラルパティーナと人為塗りのこの
差。
やはり、自然には敵わない。
この木刀、新品の時は真っ白でした。
虎目の白樫。今はもうほとんどこうした
材は見ない。

どさんこ丸太の皮むきだよ

2020年06月29日 | open


北海道から遥か2000数百kmを超えて
私に頂いたカバちゃんを二つに切って、
皮を剥ぎます。

到着時。


斧をナイフのように使って切って行く。
下には俎板代わりの角材を置いてある。




この斧、まだ研ぎは荒砥段階なのに、
もの凄く切れる。




これは剥ぎですが、剥いているのではなく
切っています。


この斧、どうかなと思っていたけど、
めちゃくちゃ切れる。
リンゴの皮剥きのように切れて行く。
リンゴと蜂蜜あま〜くとけてる、ヒデキ
感激!!

削った皮は全て回収。良質な着火剤に
なるので大切に保管します。

丸太の半分だけ裸んぼ。








う〜ん。歩留まりを測ったら、切り出し
方によっては、丸太半分でククサ2個分は
どうやら取れそうな感じ。

にしても、この斧、切れるわあ。
恐ろしい程切れる。
こりゃ良い買い物した。
初期出荷は刃先の厚みは1ミリ以上あった
鈍器だったけどなー(笑)。
金剛砥で身を下ろして、そして大村砥で
軽く金剛砥の目を消しただけ。
あと、平地のグラインダーの目は金剛と
大村で消した。
いや〜。バカ高いブランド物なんて要ら
ないです。こいつの実力、極めて高い!
まるで脇物ながら大切れする実戦刀の豊後
高田刀の良作に出会ったみたいだよ。
切れる!


しかし、北海道ってのはいいなあ。
蝦夷共和国だったらもっと良かったのに。


カンバの自然倒木が敷地内にあるとか、
良すぎだろよー。


白樺の林でテント張りたい、とか友人に
言ったら、白樺林の下はヌカヌカの泥地
なんだってさ。
あと、クマさんこんちはも怖いよなあ。
あれは洒落にならない。ヒグマだしなあ。
ロマンだけでは、現実世界ではやってけ
ないということですね。

キャットタワー

2020年06月29日 | open
 

圧迫感あるなあ。

気になるみたい。


こちらの先輩も気になるみたい。


組み立て中から1階部分に居ついていた。


けれど、結局、定位置のお気に入り場所に。


翌朝、ガシガシやっている子猫。
噛んでる。


爪も研いでいる。


なんか、気に入ったようです。












でも、結局は、


そこかぁ〜い!
 
キャッタワの最上部まではまだ未到達
ようだ。
まだ二日目だしね。
そのうち登頂成功するだろう。

2020年06月29日 | open



百年選手の斧も再生させれば使える。
一番右の斧は戦前から家にあった斧だ。
柄(え)のパティーナ感が半端ない。
昔の家は、城下町の街中だろうと薪で
風呂を沸かしたので、各家庭に斧や鉈
は必ずあった。
極端な話、都内であろうとも、銭湯は
つい先ごろまで木材を燃料としていた。
(今もそうかも知れない)

こうした、百年選手のような古い斧
でも、鋼部分が残っている限り、再生
して使うことができる。

古い斧を復活させた例。


赤錆を落としてから砥石で押し、研ぎ
上げる。


今でも十分に使える。


但し、薪の小割りには鉈を使っていた
ためか、小型の手斧が家には無い。
最近、激安物を買った。
ブッシュクラフト・キャンプ用目的。
多分、中華大陸か台湾か東南アジア製
だろう。
全く刃がついていない箱出し出荷だった
ので、現在研ぎ上げ中だ。
柄は少し着色コーティングしてみた。
これもまだ塗り中。乾いてはサンドペー
パーで磨いてまた塗るというのを繰り
返す。
かなり小さいので、野営目的のバイク
パッキングの旅走りでも便利そうな予感。
タバコ4個分以下の激安だが研げば使える。


北欧的ブッシュクラフト三点セット。
斧+ナイフ(プーッコ)+ククサ。
北欧の斧も日本のハツリ用の手斧に
似ている形状の物がある。
道具は、使用目的が同じならば、どこ
の国でも似てくるのだろう。
ハツリ斧はなぜこのようにアゴが長く
なっているのか。それは斧身に手を
くっつけるように柄の上部分を持って
ナイフのようにして斧を使って木を
削ぐように削るためだろう。