首都圏のドンチーから記念にもろた。
嬉しい。
まだ記念日には早いけど、あたしゃ
まだ記念日には早いけど、あたしゃ
ご厚意に甘えて飲んじゃう(笑)。
グランドキャニオン土産のショットだけ
グランドキャニオン土産のショットだけ
ど、スコッチでもいいかな?
すこっちだけなら(オヤジすんまそん)。
う〜ん。スモーキー!
う〜ん。スモーキー!
これはたまらんね。
スコッチの中でも、私はアードベッグの
アン・オーは大好きだ。
バーボンなら、この味の対極にある豊潤で
高級ブランデーのような味のJ.T.Sブラウン
が最高だったが、もう無い。雷が落ちて
製造所が焼けたので西部劇の時代からの
歴史に幕を閉じた。悲しすぎる。
黒田節で黒田御家中の母里太兵衛が福島
正則が秀吉から下賜された名槍日本号を
酒を飲み干して奪ったその酒は三原の
献上酒だった。
その蔵元が2001年の芸予地震で蔵元の
酒蔵が崩落して経営困難になった。
広島県も三原市も何の救援の手を差し伸
べなかった。
やむなく、「黒田節=黒田武士」で歌われ
た歴史的な三原の酒はこの世から消滅し
た。
なんとも悲しいことだ。
現在ならば、ネットでの支援で募金を募る
方法もあっただろう。日本刀でもそのよう
なパターンで救われた刀もあった程だ。
しかし、時代はまだあの災禍の時には追い
ついてはいなかった。
残念ながら、日本から酒は飲め飲めの黒田
節の蔵元は無くなった。
(ちなみに母里は「もり」ではなく「ぼり」
と読むのが正しい。これは、直系ご子孫と
直に面談した日本刀研究者から私が直に
うかがっております。こうした歴史的な
呼称の誤認は結構あり、白村江の戦いも
私の少年時代には「ハクソンコウ」と読ん
だら落第とされました。山本権兵衛も
「ごんのひょうえ」と読まされた。別な
読み方をしたら点数ゼロでした。現在で
は山本殿の正式な読み方は「ごんべえ」
であると教科書でも変更になっている物も
あります)
このスコッチは、バーボンと違ってかなり
荒々しい。
荒くれ西部の男たちが甘いトウモロコシ
ウイスキーを好んで、イングランドや
スコットランドの人たちがスコッチを
好んだのは面白いが、このアードベッグ
はかなりスモーキーでスコッチの中でも
別なアプローチの酒だ。
しかし、決してとんがってはいない。
しかし、決してとんがってはいない。
そこがこのウイスキーの楽しめるところ。
これね、私は名品だと思う。
ドンチーに深く感謝する。
(ドンチィとはベトナム語で同志のこと。
20年前、非公然組織趣味者同盟焚火派の
組織の仲間は、互いにどんちと呼び合っ
ていた。焚火派は全く新左翼ではないの
に新左翼よりも真左翼のような筋金入り
で、「これこそ鉄の戦線」と感じた。
緩やかな組織形態でありながら、その抱擁
力と全国展開の人的様相は、これこそ真
なりの印象だった。メンバーの職業来歴
は多岐に亘り、金打の度数はそら恐ろし
い。表には決して出てこない。表ネット
で見られるのは表向けの「フェイク」の
フロントだ)