






脇差の差し位置である。

江戸時代の柘榴坂(赤線)。
現代の柘榴坂(赤線)。
柘榴坂は私も馴染み深い場所です。
昔、坂を下りきって品川駅前に面した
国道15線の角にアンミラがあったんだ
よね。よく行った。
この界隈は長らく過ごした場所でもある
ので、路地裏までよく知ってます。
刀工小林康宏のかつての鍛冶場兼自宅も
高輪二丁目の国道沿いにありました。
基本的に、道割りは江戸時代と一緒。
道が拡幅されたり、クランク状の道は
一直線にされたりしていますが。
柘榴坂も、今は新坂として拡幅され、
直線になって坂下のクランク部分が消滅
しています。
映画の柘榴坂の場面はセットだが、よく
できたセットだった。
今夜、BSで『壬生義士伝』(2002)が
放送される。
未見の方は是非どうぞ。
浅田次郎作品はよく映像化されますよね。
編集者を誹謗中傷したり、作品中で現存
の人を侮辱したり見下したり揶揄したり
しないからだと思います。
いくら作品が多少優れていても、作者の
人間性が最悪ならば、周囲の出版人も
映像制作者もその者に手は差し伸べない。
すべて自分の責任なんです。
そして、食い潰れたらネットで喚き散ら
したり、匿名サイトで阿漕な言動を為す
とかしていたら、もう二度と国内では
出版社も編集者も映像制作者も見向きも
しないのは自明の理というものでして。
人として大切なものが決定的に欠如して
いる人の書いた物などは、業界の人は
世には出さないでしょうね。
小林よしのりさんや百田尚樹さんが
いくら眉をひそめるような発言をしたり
しても、続々と出版の仕事が来るのは、
それは「人としてやってはいけない事」
には手を染めていないからでしょう。
70歳手前にもなってそれに気づかない
としたら、もう本当に救いようがない。
オワコンフラグを立てたのは自分です。
人のせいじゃない。
浅田原作『壬生義士伝』でも読んで、
映像化された作品も観て、何か考えて
みたらどうですか。自分との違いを。
匿名ネットで犯罪を続けるのをやめて。
氷助、お前そろそろ仕舞いにせいや。