渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

猟期

2020年12月15日 | open


猟期すね。

こんな子たちと、フィールドへ行く
季節。




うーん。かっこいい。








うちのキャバリアは家庭犬種なのに、
子犬の時に面白かったのは、野原で
放すと、鳥を見たらこのようにポイント
したことだった。
訓練などしていない。犬の本能だろう。
元々はフラッシッングドッグの鳥猟犬
のスパニエルだが、セッターやポインター
のように射手に鳥の存在を知らせる行動
を取ったのには驚いた。


猟犬はカッコいい。
これはストーキングだ。


共に野を歩く犬、かわいいよなあ。
猫は人の役には立たないけど、犬は
まるで相棒のようにいてくれる。
それが犬の最大の魅力かなあ。

うちのキャバリアは完全にその後野生味
消失して、完璧な家庭犬になってしま
ったけどね(笑)。
落ち着きのないチョロ松でホゲホゲして
いて、こいつはこいつでかわいい。
ただ、頭は悪くなくて、両手にビスケ
を出して「こっちがお前の」と言うと
入れ替えしても見ていてちゃんと自分
の分を「よし」の合図後に食べる。
まず間違えない。
いっつもひっつき虫でおいらにくっつ
てるけどさ。かわいいもんだよ。
個性があって。


街中の建物の2階に住む

2020年12月15日 | open



やはり、街中の建物に住むイメージの
最たるものはここだ。
今はもう無い原宿の同潤会アパート。
ここは、江戸期には浅野松平安芸守の
下屋敷だった。私自身、この場所にあな
がち縁が無い訳でもない。
原宿表参道のこの欅並木は、原宿の象徴
でもあるが、とても感じがよい通りだ。
歩道のオープンカフェでお茶を飲みなが
ら街の風景を見ているのが好きだった。
そばには犬がいてね。
カフェの目の前の参道の通りには自分の
ローバーミニを停めてさ。
そんな日々は楽しかった。

今うちで一緒にいる犬に申し訳ないなあ
と思うのは、車であちこちいろいろ連れて
行ってあげてないことだ。せいぜい近所
の親水公園の野原で走るくらい。
都内時代は、それこそ、いつも車でいろん
なとこに犬と一緒に出かけた。
犬は外出好きなので、ドアを開けると喜ん
でポンと飛び乗る。
そして、走っている時も嬉しそうに流れる
景色を見る。
そのうち、座席でうずくまってグーグーと
寝てしまうんだけどさ。まるで子どもみた
いに(笑)。
あれ、子どもって、なんで車乗るとすぐ
寝るのでしょうね。
母親の胎内みたいだから?

私は積載ハウスのCMが大好きだが、それ
は家と街が溶け合っているから。
そして、そこに家族が住む。
街というのは、人が住む所だから。
だから街が俺はいい。
田舎暮らしの一人で山の中、とかは俺は
好まないなあ。
人の息遣いのある街の中がいい。
翼よ、あれがパリの灯だ、みたいな。

日本刀の固い柄の外し方

2020年12月15日 | open
日本刀の固い柄はこうやって外す。
 
鞘を床に着けているといくらやっても
だめなので、鞘はこのようにテーブル
の上に置いて。
そして当て木をトンカチでコン!
大抵、二発程で柄は外れる。
 
外れても組み込めなければ意味が
無い。
組み込みは畳の間で床ドン!一発
だ。
絶対に一発で決めないと、蹴り返し
で刀身や鍔金具がジャンプするので
きっちり奥までハマらない。
刀身の柄はめは、必ず一発で決める。
そして、そのドン!は最後まで柄を
握りしめない。勢いつけて落下させ
る要領だ。

実はこの床ドン!の一発決めは、
日本刀での試斬の際に刀を曲げない
切り方の手の内の極意にも通じる。
刀を曲げる人は刃筋が立てられない
のも大きな原因だが、固く柄を握り
締めて振り切りスイングをしている
から被切断物体に食い込み角度が
悪い時に力で曲げてしまうのだ。
刀というものは投げるように使うの
である。(薩摩流儀以外)
ダーツを投じるときのように、慣性
のみを使ってピュッと日本刀では
切るのである。斬り音は「カッ」と
なる。樋がある刀で振ったら短い
高音がする。
冴えがある切りは、
高い音質で短く
「切り代」区間の
みで音がする。
この刀勢と冴えによる慣性を使って
切るノウハウは、実は土佐英信流の
「切り」の要諦の一つとなっている。
力は使わない。
すべて冴え。

火口(ひくち)

2020年12月15日 | open



火を熾す際に「火口」は何でもいい。
木の削り粉であろうと、脂分の多い
木片であろうと。
綿やコットンパフにワセリンやリップ
クリームを刷り込んだものでもいい。
あるいは、そうした火口にジッポー
オイル等のホワイトガソリンを少量
振りかけたものでもいい。
要するに、点火して火がつきやすい
物なら何でもいいのだ。
パラコードをほぐしてナイロン紐
部分などでさえ火口として充分使える。

ただ、最初から何の加工もしていない
薪に直接火花をいくら飛ばしても火は
点かない。
薪を小割りにしてフェザースティック
を作るのは、それを炊き付け用の細薪
にするためではなく火口を作るためだ。
麻紐などがあればなお点火しやすい。
なにもフェザーにこだわることは無い。
ただ、フェザーに直着火のノウハウも
覚えておいたほうが何かと便利、と
いう程度のものだ。

気を付けないとならないのは、野外に
おいて火を発生させる時は、「火を熾す」
ということが目的であるので、点火方法
の一つでしかないフェザー作りそのもの
が目的ではないという事だ。
まして、ナイフでの薪割りバトニングと
フェザー作りとメタルファイアスターター
での点火をすることがブッシュクラフト
であるとか、キャンプ練達の技であると
か勘違いをしてはよくない。あくまで
それら方法はただのひとつの「やり方」
でしかない。
野外での着火などバーナーを使っても
よい。なんでもアリだ。目的は「火を
得る」ことであるから。
ライターやマッチを使うのも大いに
アリなのだ。

一つ刃物遣いとしては最大限に注意する
点がある。
それは、メタルスティックによる火熾し
の時に、ナイフの背を使ってマグ棒を
こする行為だ。
これは緊急の際の方法であるが、常用
するには道具壊しの危険を伴う。
というのも、マグネシウム金属片が
燃える時に出る火花は3000℃にも達す
ることがあるので、その削り粉の火花
がスパッタとして刃先に飛んで付着
したら、刃物の焼き入れは即焼き戻って
刃物としてその部分は死滅することだ。
メタルマグ棒での着火を多用する人は、
専用板ストライカーでこすっていると
その金属板がどうなっているか知って
いることだろう。どれほどスパッタが
飛んで付着していることか。
また、ナイフの背から腹にかけては
スパッタで高熱で焼け飛んだ火花で
ナイフ本体は細かくえぐれてしまう。
横っ腹ならまだいいが、刃先に飛んで
付着したら、その刃物はオシャカに
なる。
私は個人的には、まったく刃物の背で
マグ棒をこすらないこともないが、
ほぼめったにナイフでのこすりは
しない。刃物が死ぬ可能性があるから
だ。
メタルファイアでのスタートには、
やはり専用金属板ストライカーを
使用することが望ましいと考える。



ハマの店

2020年12月15日 | open



横浜の横浜らしい店。
以前は巨大ビリヤードホールだった。


雰囲気いいよ〜、ここは。