かなりウマいそうだ。
山岳渓流釣りだけでなく、オートバ
が広がるのが中国地区だ。
2000年に開発オープンしたニジマス
が釣れる人造湖のキャンプ場。
オープンして3年ほどで閉鎖された。
今、湖は水が引いて枯れてしまった。
衛星画像で確認すると、ほんの数年
前にはまだ湖面に水がたっぷりと
あったのだが、今はモトクロス場
のようになっている。
ワサビが自生する小川のせせらぎ
から水を引いて掘削した人造湖に
水を溜めてポンプで水流を循環さ
せていて、常に新しく綺麗な水が
溜まっているようにした湖だった。
ただの堰き止めの貯水池ではなく、
まさに自然の湖の構造機能と同じ
動きを持たせていた。
水質検査でも基準値よりもかなり
水質が良いため、飲料水としても
引いた水をキャンプ場では使用し
ていた。
水源は二か所あり、どちらの水源
から来る水もかなり清らかな水で、
高地でもあるため、湖に放している
ニジマスは活力があった。自然繁殖
の兆候もみられ、将来が期待された
が、実らなかった。
人造湖はひょうたん型の結構大きな
人造湖だった。溜池ではないので
ポンドではなく人造の湖だ。
水質も地形も高低差のあるキャンプ
場の造作も景観も、ロッジもスタッフ
も何もかも最高で、訪問客もかなり
多かった。
現在は、湖畔に立ち並ぶログハウス
のロッジのみが廃墟として残っている。
ゆっくり見る世界の火山 第九回「阿蘇」
阿蘇山の大噴火は4回目のAso-4と
呼ばれるものが最大だった。
火砕流は九州全域と四国、本州中国
地方にまで及び、一面を焼き尽くし
たらしい。
その火山灰は日本列島のほとんど
のみならず、朝鮮半島や大陸まで
到達して降灰が積もった。
いやはや恐ろしい。
火砕流で焼き尽くされた範囲には、
現在ならば1,100万人が住んでいる
エリアになるという。
こんなどでかい噴火大爆発を起こした
阿蘇でさえ、日本国内では第二番目
のカルデラだというのだから、火山
列島日本、考えてみると怖いものが
ある。
阿蘇 実は世界一○○なカルデラだった!?
カルデラと火口の違いは大きさだけ。
直径2km以上の火口の事をカルデラ
と呼ぶらしい。
そして、阿蘇は世界でも超マレな
珍しいカルデラだった。
そりゃそうだ。
行ってみると、その事がよくわかる。
こんな所は世界中でめったにない。
だが、この動画で示す阿蘇の特徴
は、実は阿蘇だけではなく箱根にも
あてはまる。
しかし、阿蘇は規模が違う。
とにかくでかい。
今夏、急ぎ足で阿蘇外輪山一周と
カルデラ部分と阿蘇周辺を車両で
駆け抜けたが、とてもじゃないが
一日ではすべて回る事はできない。
阿蘇はでっかい。
ことしは新型コロナの影響で外出を
自主的に自粛していたので、遠方へ
の遠出はことし1年間でこの阿蘇行
きの一回のみだ。
1年間というか、昨年2020年の4月
から遠出はこの阿蘇行き以外は全く
していない。
熊本県の観光部長。
くまモンについては一切の著作権
設定をしていない。どんどん使って
くださいと公言している熊本県。
熊本県人、心が広い。
阿蘇みたい。
箱根!第一部 火山地形の博物館
関東の人間にとって、箱根のこっちと
向こうでは世界が違う、という認識
がある。
実際に箱根は日本を二分した位置に
ある。
そして、人となりも、日本人は箱根
から東と箱根より西では大きく異な
る。人の目には見えない一つの関所
が箱根にはある。
日本人は日本全国どこでも一緒、で
はない。違うものは違うのである。
箱根火山はカルデラ(鍋)であり、
外輪山が周囲をめぐっている。
九州阿蘇とまったく同じ形態の山。
外輪山の景観も箱根はどことなく
阿蘇に似ている。
東京・横浜からは箱根の山がよく
見える。
万丈の山、千尋の谷。箱根の山は
天下の険だ。
神奈川県には箱根がある。