渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

鍋の季節

2021年12月09日 | open
 


鍋の季節ですね。
忘年会シーズンが来ましたが、この
コロナ禍の中、第六波についての
医療機関の特別警戒態勢の措置も
先日政府から関係機関に通達された
ことが報道されていました。
なかなかまだ従前のように宴会等は
楽しめる時期にはなってません。

広島県の三原にはとても美味しい
もつ鍋を出すお店があります。
これ、本場もん?とか思ってたら
どうやら博多出身の方がやっている
お店らしい。
コロナ禍の前に友人と二人で食べに
行きましたが、いや、美味しい。
あったまります。
全国各地にいろんな鍋物があります

が、ホルモン鍋はいける。
初めて東京にもつ鍋が登場したのは
まだバブルの頃でした。80年代末期。
それまでは関東どころか東京でも
未知の食べ物だった。
新橋の店で初めて都内に登場した
ばかりのもつ鍋を職場の仲間たち
と食べた時にはたまげた。美味しい
から。

全国にはいろいろ美味しい食べ物が

あるけど、それをご当地だけではない
場所で食べられるのはかなりよい。
尤も、ご当地で地物を食べるのが
最高ですが、遠隔地だとなかなか
行けない。
辛子明太子は1980年代初期に全国的
に広まったけど、それまでは福岡の
土産としての名品だった。
やはり、モーターリゼーションが
発達して、保冷輸送機能が発展した
から全国の食べ物が流通できるよう
になった。
輸送機関としても自動車は大切。

それでも、生蛸とかは東京では
売ってないものなぁ。生きた蛸。
そういうのは、まだ瀬戸内海とか
の地物でしか
味わえない。
牡蠣は全国出荷されてますけど。
そうそう。
鍋といえば、牡蠣のシーズンも来る。
今年はなんだか西日本の牡蠣は不作
のようです。
牡蠣鍋もうまいよなぁ。
でも、考えたら、鍋物で大外れと
いうのはないような気もする(笑)。

現在の未来都市 ~重慶~

2021年12月09日 | open



重慶は日中戦争時代、南京陥落後に
中国の首都になった。
そこを日本軍は200数十回にわたる
無差別爆撃を繰り返し、数万人の
非戦闘員の市民たちを虐殺した。
日本軍の中では稀有な高潔で人格者
であった人徳の深い井上成美(しげ
よし)でさえ重慶爆撃を主導せざる
を得ないのが「戦争」だった。

そして、日本人は多くの無辜の中国
の市民たちを大虐殺した。
それが日本の「聖戦」だった。
広島長崎に原爆を落とされた事や

東京神戸他各地を爆撃された事の
を言って戦争を語るのは間違いだ。

自分たちが何をやってきたのかを
直視せずに被害だけを言うのは、
卑怯千万な人でなしの心根だ。
重慶はもともと欧米のてこ入れに
よる工業都市だったが、戦後も
工業都市として発展した。
過去の歴史から、チョンチィンは
今でも反日感情が非常に強い都市
だ。
それは、当然の事なのである。


2003年頃に見た重慶は、まだ「戦後
の日本」的な風景が広がっていたが、
ここ10数年での巨大未来都市化が
激しい。まるで1960年代に日本の
漫画等で描かれた未来都市の図の
ような事が重慶で現実に都市建設
として実行されている。
東京も及びもつかない大都会だ。


摩天楼は夜景が美しい。
なんだこれ、バベルの塔か、みたいな
超高層建築が現在は重慶には建ち並ぶ。


一時期、重慶は排気ガス等でとん
でもないスモッグ都市となっていた
が、最近では浄化措置が進み、青空
も見えるようになってきた。
10年ほど前は、まるで1960年代後半
の神奈川県川崎市や三重県四日市の
ような空だった。


空気が綺麗になってくると夜景も
映える。


現在、重慶では自動車産業とオート
バイ産業が集中的に主要工業の一翼
を担っている。
アメリカ合衆国のデトロイトのよう
な失敗の轍を踏まないことを祈る。
国は違えど、自動車産業が隆盛を
みるのは、世の中の人々の生活の
利便性や移動簡便性を促進し、
モーターリゼーションが社会にもた
らす利益は計り知れないからだ。

当然、モーター社会は道路整備も
英知を結集して建設が進められる。
なんだか絶対に道に迷いそうな気が
するけど(笑


高低差がある地形なので仕方ないの
だが、そんなに上に伸ばして大丈夫
なのですか?というような都市。


高低差のため、階段状の道路まで
作ってしまう。


人類の未来都市のモデルケース重慶。
この風景などはまるで映画『マイノリ
ティ・リポート』(2002)で出てきた
超未来都市のようだ。
だが、現実としてこうした都市が地球
上に作られるようになってきた。
中国重慶には地球上の都市建設の未来
予想図が見られる。あとドバイね。



ゆんべのごはん

2021年12月09日 | open

シャケの包み焼き。
めっちゃうめえ!

ワサビ菜のおひたし。
マニアックな酒のつまみだが、実に
うまし!


手製マカロニサラダ。
マカロニは手製ではないけど(笑
うまし!


油を使わない野菜炒め。うめえ。


定番の生野菜。
ドレッシングは理研の塩ドレ。
最高。


おみおつけは古味噌の赤味噌汁。
具は油揚げとシメジとジガイモ。
これ、最高。
行儀悪いけど、これのぶっかけ
飯なら何杯も行けそう。


米は広島県世羅郡(三原市の北方)
米。
これが全国展開されてないのは、
ラッキーなのかアンラッキーなの
か、というほどにウマい!
米は寒いとこが名産、ありゃ嘘だ。
蜜柑が採れる温暖な広島県でも、
ウッハハハ、なんだこりゃー!
てなウマい米は沢山採れる。


別に豪華な赤坂のフレンチやイタリ
アン、先斗町や神楽坂の高級料亭で
なくとも食は楽しめる。
それは、ささいな質素な食材の家庭
料理であっても。
食材の善し悪しが大きい事は確かだ
が、料理は作り方次第だ。
「美味しい物を食べるのではなく、
美味しく食べる」。
これ、北王子魯山人の金言だ。

かーちゃーん!
ありがとー!
(「かーちゃん」とは母親の事では
ない。江戸町人言葉で、てめえの
かかあ、つまり女房の事である)

親子関係

2021年12月09日 | open







人のうちの事だから他人はどうの
こうの言えない。
だが、私は巨人ファンではないが、
ちょうさんとワンちゃんの大ファン
だ。
そして自分では否定しながらも、
我が道を行くその生き方がまさに
親父クリソツの一茂も大好きだ。

人様の家庭事情だから、外野の
人間がベンチの事をしのごの言う
のは野暮だし大変失礼だ。
でも、多分だが、親父さんが死ん
でから、「あ・・・」と一茂は
いろいろ思う事があるのではない
だろうか。

父親との確執。
これは痛いほどに解る。
でも、よそ様はよそ様。
そのよそ様の親子関係について、
とやかく批判めいた事を他人が言う
のはド失礼な事だと私は思う。