グリファス2024年現行車
ヤマハがグリファスをリコール
申請した。
自動車(二輪を含む)の製造にお
いては、リコール申請は結構
多くある。
リコールまでいかないものと
して「サービスキャンペーン」
という意味不明な不具合個所
無償修理処理もあるが。
リコール制度は事故を未然に
防ぐ事が目的で、PL法(製造物
責任法)と併せて、消費者に損
害が生じた場合に製造業者が
責任を負う事を定めた法律。
但し、PL法では損害が発生し
た被害者が車両の欠陥、被害
との因果関係、損害の原因が
車両の欠陥によるもの等を立
証しなければならない。
リコールは、事前にメーカー
側が自主的に国に申請して
欠陥部分を補正して適正運用
できるように事故防止する事。
だが、対象車両全てに無償改
良を施すので莫大な費用がか
かる。
二輪車も四輪車も特装車も、
メーカーは実に細かいバージ
ョン変更を発売同年内にも
行っているが、それは製品
の事細かい不具合を自主的
に改善しているためだ。
そして、メーカーの設計は
製品開発設計と品質維持向
上の為の改善設計の二つに
仕事の中味が大別される。
設計部は暇ではなく、毎日
箱詰めの設計室で製品を見
ている。
だが、設計室勤務の者は設
計室から一歩も出ないので
はなく、製造現場や製品自
体もよく視察する。
設計室から出ない設計者は
仕事姿勢が良質とはいえな
い。
(リコール制度について)