私のオイル交換キット。
オイルジョッキ、軽量シリンダー
オイルパン2個、オイル、必要交換
パーツ等全て入っている。工具以外
は全部このボックスの中。
オイルジョッキもメスシリンダも
軽量カップも、使用後は完全洗浄
して、油気を取って粉塵がつかない
ようにしてポリエチレンの袋に包ん
で収納している。
そこらの作業場にオイルジョッキを
置きっぱなしとかは絶対にやら
ない。
埃が付着してオイル交換に使えなく
なる。
これ、1970年代のレーシングチー
ム仕込み。置きっぱとかそん
な事したらどやされる。下手
したら先輩たちにひっぱたか
れる。
中央のヤマハ系、そういうの
厳しかった。
あと、礼儀作法。私は16で親元を
離れていたので、社会的な礼儀作
法はチームオーナーに教わった。
食事作法だけは私は父から手厳し
く幼児期から躾けられていたので
問題は無かったが、社会の中で
大人たちと接する作法はチームの
お偉方が躾けてくれた。有難い事
だ。ゼニカネではなく、組織とし
てその教育をしてくれた。オーナ
ーは別に画廊経営もやっていた。
監督よりもチームごとのオーナー
で特色は出るが、うちのオーナー
は横浜国大出身のインテリだった。
躾けられて育ったのは先輩たちも
そうだった。「大人社会」の礼
儀を教育される。厳しかった
が、優しくもあった。いろん
な事を教えてくれた。10代ミ
ドルのティーンエイジャーを
お子様ではなく大人と同格と
して扱い、躾け、そして育て
てくれた。
走りは期待に添えず覚束なか
ったけれど。
ポイパックも備えてはいるが、
まず使わない。廃油はうちの
場合、工場用自作ストーブ
の燃料とする。
エンジンオイルや作動油等の廃油
は全て燃料にする。
完全自家製。ブロアも安全装置
も備えていて完璧に作動する。
東京から広島に転住後の親父の
設計。もう数十年使っているよ
うだ。もうすぐ50年選手。
めちゃくちゃ広範囲が暖かくな
る。
かといって、ストーブのそば
に全く近寄れないほど本体が加
熱されない仕組みの構造。
これは使える。
何しろ、廃油を全て燃料として
使用できるというのが効率的
だ。
そうそう。
油は燃えますからね。気化させ
れば。
ジッポーオイルが無くなった時
には、刀剣用油でさえ燃料にな
るという事実がある。
揮発性が低いのでなかなか着火
しにくいのはあるが、刀油も灯
火の燃料に使える。まあなんて
のか江戸時代の行灯みたいなも
んか。
昔、学生の頃、車両用ガソ
リンや灯油をジッポーの燃料
に使っていた事もあるが、ありゃ
臭い。
まあ、ジッポーオイルもホワイ
トガソリンなんだけどさ(笑
油は燃えます。
取り扱い注意。