友達の友達は、みな友達だー!世界に広げよう、友達の・・・
・・・って、いい言葉ですけど。
あなたがそこで「友達の友達」って言ってしまっては、いかんでしょ、さすがにー。
ニュースをご覧になった方も多いと思いますが、
「私の友人の友人がアルカイダだ。バリ島中心部の爆破事件に絡んでおり、私は中心部は爆破するから近づかないようにとアドバイスを受けていた」
僕達の国で法務大臣をしてもらってる人が、100人ほどの外国人記者の前で、こう言ったんですね。で、問題になったんで、慌てて福田首相に「迷惑かけました。」って謝りに行ったらしいんです。で、「舌足らずで反省している」と言い訳めいた会見もしました。なのに、またその後の会見で、
「事実を言ってはいかんということか。国際的な信用にかかわるとは思わない。」
だと言い切っちゃいました。えっとー、あなた何のお仕事してるんでしたっけ。・・・はうぅ(悲)。
もちろん今日、世界中にニュースが流れました。「日本の法務大臣、友達の友達はアルカイダであると発言。」ってね。アメリカやイギリス、イタリア、フランス、韓国、中国なんかはもちろん、インド、フィリピン、クロアチア、ニュージーランド、アゼルバイジャンなどなど・・・。
しかも、各国で報道されたのは最初のニュースだけで、「反省している」といった第二次ニュースは報道されてないんだそうです。恐ろしい事ですよ、これ。
例えば、アゼルバイジャンって国、皆さん世界地図ですぐに「ここでしょ。」って指差せますか?僕は、すぐには判りませんでした。そのくらい、僕らにとって馴染みも普段の情報も少ない国に、いきなり「日本という国の法務大臣はアルカイダの友達の友達(ニュース記事)」なんてニュースが流れたわけですよ。
馴染みがないのは、あちらも一緒です。日本がどこにあるのかなんて、ヘタすりゃほとんどの人は知らないでしょう。「えー、日本って国って、アルカイダと関係が・・・そんな国なの?」って、アゼルバイジャンの国の若い人や、子供だって、もしかしたら・・・思うでしょう。逆だったら、どうですか?そんなニュースが流れたら、その国にどういう印象を持ちますか?
それにしても挙句、「事実を言ってはいかんということか」って。少々飛躍するようですが、僕達の普段の生活でだって、「事実」ほど、言うときに、扱いには、少々気をつけなきゃいけない事はないですよね?これは普通の小学生でも、わかる子にはわかることです。自分が誰で、どのタイミングで、誰に、何を言ったのか、日本の最高学府である東大法学部出のこのお偉い議員先生さまには、どうやらまったくまだワカラナイみたいですよ。で、この方の政治理念の一つに、
『日本文明は敵を作る文明ではなく、「和をなす文明」である』
というのがあるんです(鳩○邦夫氏のHP)。はぁ・・・では是非、和をなすようお願いします。間違っても、貴方の不用意な(いや、「ア○な」←どうしても言いたい)発言で、世界中の人に、我々日本人に対する誤解の火種を与えないでいただきたいと思うわけです。見てますよー。
ガラッ。
・・・さてとさてとー。トップのニラメッコノラ氏、略してニラネコ氏ね(←何でも訳すんじゃないっ(笑))、面白かったんですよー(笑)。
僕が見つけた時、何やら座って遠くにいた別のネコーをじーっと見てました。何が気になるのでしょうか。僕の存在なんて、まるで眼中に無いようでした。
別ネコー氏、僕の左の方に移動を始めました。ニラネコ氏、もんの凄い目付きで見てます(笑)。うん、だんだん視線がこっちに。でもまだ、僕には気付いてなかったんですが、ここで・・・。
「ハッ!?な、なんだ、おまえはっ!!」
この表情・・・たまりませんです。ほんとにビックリしてるように、見えませんか(笑)?ネコたちにも、こんなに豊かな表情があるんですよねぇ。
この子、この状態ですともうカメラに相当近いんですけど、僕がにじり寄っても、じぃーっと僕を見たまま動かず。・・・ほんとにニラメッコしてるつもりだったのかな。
なら、勝負は僕の負け。だって、最初からずっとニヤニヤ笑っちゃってましたから(笑)。
ではー。