ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




てやんでーぃ!

どいたどいたっ、火事に喧嘩は江戸の華、こちとら宵越しの金なんざ持たねぇやぃ!酒だ酒だ、酒持ってきやがれってんだ、この唐変木のこんこんちきっ。

すいません、意味不明ですね(笑)。

でも…150年も昔はそこかしこでそんな感じもあったのでしょう、今夜はここ、東京下町は神田町にお邪魔しております、突撃・隣の隣の向かいの晩御飯(遠いよ)、レポーターの川村ケン兵衛です。

だれですか、えー呑兵衛でしょ、と言ったのは。…合ってます(笑)。

しかし、もはやこの景色は、…西洋文化に侵食されつくされております。ここが明神さまのお足もと、粋と風流の華のお江戸の下町とはとても。

ほんの数世代前とは思えぬ位、隔世の感を禁じ得ませんが、これもまた近代ゆえの時代の流れ、しかも急流、激流でありますね。

世界的にも、例えば西暦1000年の頃は、100年経っても人々の暮らしにさして大きな変化は無かったそうです。

今は10年先で想像も付かない位、そして50年前と今とでは…。

僕も着流しにチョンマゲではありません。あ、やってもいいんですよ。…誰も絶対にクスリとも笑わないなら、ね(笑)。

かねてから誘って貰っていた、またまた学生時代のバンド仲間のTさんと再会。
それに、かつて仕事でもお世話になった大先輩ドラマーの堀江さんともご一緒させて頂いております。

当たり前ですが皆、ロックが大好き。でも、下町も大好き。日本人であります(笑)。

 

---追記。---

ほんとね、神田にもこういうロックバーがあったんですね。今夜は素晴らしい時間を過ごさせていただきました

いい感じでお酒が進んだ頃合、ネクタイをなさった方々が、手に手に楽器を。

そして、70年代、80年代の、まさに僕も聴いていた頃のロックやハードロックの演奏を始めました

 

先日、とある国産エフェクターメーカーにお邪魔したんですが、その際、販売促進担当部署の方が、

「もう今はね、楽器やエフェクターの購買層のメインは40代、50代世代なんだよ。昔みたいに10代、20代じゃなくなってしまったんだよね。」

と仰っていたんです

 

それとこれと、なんとなく結びつくような。

 

最後には、僕もそんな皆さんに混じらせていただいて、数曲、演奏してきました。と言っても、簡単なスリーコードのブルーズとか、ロックンロールでしたが、・・・とっても楽しかったです

皆さん、本当に演奏を楽しんでいらっしゃって、生き生きと楽器に、その方の気持ちを込めた音を鳴らさせていらっしゃいました。ネクタイを少し緩め、汗だくで。

ね。楽しいですよね、演奏するのって

僕も、色々と気付きを与えていただきました

 

御大、堀江睦夫さんと。

高校生の頃から、この方のドラムの大ファンでした。そして、今夜、10数年ぶりにお会いして、相も変らぬ人当たりの良さ、後輩の僕なんかに対しても、決して偉ぶることなぞなく、むしろ腰を低く接してくださって(こちらが恐縮して一寸法師みたいになりますが)、そして、関西人ならではのとっても楽しいサービス精神の旺盛さには、本当に感服いたしました。

そして何よりも、今夜、お酒の上の演奏でしたが何曲がご一緒させいただいて、相も変らぬドラミングの素晴らしさに。なんたって、生き様が、ロックしてますもの。

僕はかつて(二十数年前(笑))、テラローザで堀江さんのファンになりましたが(曲も唄も、今聴いても最高です)、Youtubeでお顔まで拝見できるのは、こちら、最近のスターレスさんのビデオなどです。

あ、テラローザさんも抵触してますが、スターレスさんは間違いなく、プログレ、ですよ(笑)。

 

ほんと、今日は沢山の気付きを頂きました。そして、やっぱり先輩は、いつまでたっても、先輩。ありがたいものです

ではー。



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