子どものころはテレビでもやっていましたし、その存在は知っていましたし、観てもいました。
が、どういうわけかバットマンには、そんなに熱中した記憶が無いのはなぜかなぁ、とちょっと考えてみました。スーパーマンもそこそこ好きでしたし、スパイダーマンや超人ハルクも結構好きだったんですけれども。
ウルトラマンや仮面ライダーやゴレンジャーは大好きでしたから、やっぱ国産丸大豆、じゃない、国産ヒーローが(←全然かかってないじゃん(笑))好きなのかもしれません。
40歳にもなってヒーローを語るなよ、なんて無粋な事は言いっこなしです(笑)。子どもの頃のヒーローは、大人になったからって、「なんだ、あんなの」とはならないもんじゃないでしょうか。
とにかく、バットマンはね、話題にはなっていても、なぜか今まで実写化された映画も観てなかったのですが、大学の先輩でありますドラマーのIちゃんが、「まじかよ!ダークナイトだけでも・・・あ、でも話をまったく知らないんじゃな。じゃあビギンズを観て、そんでダークナイト、観てみ。ってか、観ろ」と半ば脅迫のように言っていたので(←ウソですよ。普通に勧められただけです(笑))、仰せのままに、先日まず「バットマン ビギンズ」そして、昨夜、「ダークナイト」を観てみたんです。
で、感想。
今回、僕はもう、これに集約。
「ダークナイト」、ジョーカー役のヒース・レジャーの演技を見るだけでも、この映画を観る価値はあると思います。
・・・ヒース・レジャー。この映画の完成を待たずして、28歳という若さで、この世を去ってしまいました。そして、史上2人目、32年ぶりとなる、故人としてのアカデミー賞受賞。
出来ましたら、彼がゲイのカウボーイ役に挑んだ、切なくて、とっても美しい映画、「ブロークバック・マウンテン」と併せてご覧になっていただけると、この俳優を失った事がいかに映画界にとって大きな損失だったかがよりはっきりと理解できるかと思います。本当に、惜しい俳優さんを亡くしました。
「ビギンズ」は確かにストーリーに入り込む為には観ておかないと、たぶん良く分からないかもしれないので、やはり。そうそう、渡辺ケンさんが出られてます。カッコよかったですよ。ってかね、単純にストーリーとしては、ビギンズの方が僕には面白く感じました。
両作品とも、映画自体は、完全に今の「ザッツハリウッド」。その、言ってみれば集大成だと思いました。コミックが元なのですから当たり前ですが、善と、悪。スーパーマン、スパイダーマンなどと並んで、人物描写は単純です。「ヒーローの苦悩」はあったとしても、土台は揺るがないでしょう。ここは好き嫌いは分かれるかもしれません。僕も、もっと複雑な、奥行きのある描き方をした映画が好きだったりもします。ほんと、ハリウッド映画は、ここ最近・・・(笑)。
しかし、逆に言えばハリウッド映画ならではの、最新鋭の映像や音楽には決して退屈させられることはありませんし(ストーリー的には、突っ込みどころは多々ありますが、そんなご都合主義な部分も、ハリウッド映画ならではの楽しみどころでもありますよね(笑))、そしてもう、とにかく、ヒース。ヒースのジョーカー。
この演技、・・・観て損は無いと思います。あの目、あの動き、そして、あの舌・・・。
ガラッ(笑)。
話変わります。
献血に行ってきました。
今まで気がつかなかったのですが、待合室に、こんなものが。
「こども専用です 子供用」
と二回も念を押すように書かれてしまっては(笑)、えぇ、僕は書きませんでしたよ、えぇ。我慢しましたよ、ペンまでは持ちましたが(笑)。らくがき、結構好きです。
でも、パラパラと見てるだけでもね、楽しかったです。子供の絵って面白いですよね。色んならくがきが、ありました。しかし、時代は変わっても、なんで子供って、絶対に「アレ」の絵を描くんでしょうね(笑)。
・・・え?
そりゃ、アレって言ったら、アレですよ、アレ。
やだなー、ここには書けませんよー(笑)。
眺めていると、こんなものが。
「今日は、献血にきました。
今日は献血が出来るかな?
ドキドキです。
半分以上、出来ないような
気がします。」
子供のこういう、軽い後ろ向きな発言って、なんか微妙に可愛いくないですか(笑)?思わず、笑ってしまいました。
・・・ってかね、
あのぅ。
献血って、そもそも、
子どもは、
できないんじゃ?
って、さっき気付きました。
半分以上って、なんの確率だよっ(笑)。
・・・この子、面白いっ(笑)。
ではー。