随分遅くベッドに入ったのに、なぜかすぐに目が覚めました。
時計を見ると、5時20分過ぎでした。
って、夕方の、じゃあないですよ(笑)。
カーテンから少しだけ明かりが漏れてきていました。
もう、日が長くなってるんですね。
いつもならそのまま、「さよならーおやすみー」なんですが、今朝はなんとなく目が冴えてしまったので、ベッドから起きだして外を見ると、なんだか、天気が良さそう。
パソコンを立ち上げて見てみると、「3月15日の日の出時間 東京 5時52分」とありました。
・・・って、神奈川ケンなんですけどね(笑)。
その時で、5時35分ほど。
「よし、日の出を見よう」
と、思い立ち、急いでコーンフレークをザザー、牛乳をかけて、口へザザー(←とりあえず食べるのかよ(笑))。
冷たく冷えたクルマに乗り込んで、近所の高台へ。温度計の指す車外気温は、2℃でした。
もう冬も終わるというのに、今年初めての霜柱を踏み、階段を登りました。
そこには、すでに一人、三脚を立ててカメラを構えた方が。勿論、初めてお会いする方でしたが、
「おはようございます。」
「・・・おはようございます。」
ほどなく、毎朝のお散歩なのか、ジョギングなのか、ご年配の方々が3人ほど、集まってこられました。
皆さんに、「おはようございます。」
皆さんから、「おはようございます。」
普段、宵っ張りで、早起きなんてしないもんですから、
こういうちょっとした交流が、とってもとっても、嬉しかった。
いいものですね。
ほどなく、水平線でも、山肌ではなく、マンションの向こうに、光の塊が。
何十年も、いや、何千年も、何万年も、何億年も、ずーっと、毎日毎日、僕らに見えようが、見えなかろうが、・・・僕らがいようが、いまいが、かわらず繰り返されていること。
見ていると、本当にあっという間。見る見る太陽は動いて・・・いや、地球が、ね。
上の写真と、トップの写真との時間差は、たぶん1分か、2分。
ほんと、昼間には到底感じることができないくらい、速い。それがこうして目に見えるから、よけいに不思議。
地球は、時速1400kmという猛スピードで、回っているんですよね。
光速で考えることがが当たり前の宇宙レベルからしたら、そんなの全然速くはないのかな。
そしてね、地球の自転速度は、わずかずつだそうですが、・・・遅くなっていっているのだそうです。
まさか、いつか止まるとは、今は思えないけれど、なんだか、回らない地球を想像すると・・・怖いような、不思議なような。時間も、止まってしまうんじゃないのかな、って思えてしまいます。
ま、当面、僕たちが生きているうちには、そんなことはないんでしょうけれども。
明日も日が昇ります。
当たり前のことに、ありがとう。
そして、
おはようございます。
・・・って、言えるかなぁ、明日も。
いや、単純に起きれるのか、って意味でね(笑)。
ではー。