
自分のことを時々、「僕は、本当にバ〇なんじゃないか」と思うことがあります。
お正月のお飾りを買わないとなあ、と思っていたら、
ちょうどいい具合に、お飾りを売る出店が出ておりまして、しばし足を止めて眺めておりました
。
「よさそうかな」と思った据え置き型のお飾りのどれもに、それぞれ、いろんな形の猫の人形があしらわれておりまして、
僕は
「そうか、来年は、猫年だったか」
と思って、
「じゃあ、これにしよう」、と和風のネコの飾りのついたものを買いました。
なーんの疑いも無くね。
その後、テレビのニュースを視ておりましたら、「えー、こちらは来年の干支にちなんで」と、のっぺりした顔の人形などが出ておりましたので、
「なんだこれ。へんな猫だなあ。」
と、思ったのです。
「よりによって耳が無いなんて、ドラえもんじゃあるまいし」
そこで、ようやく、気づいたのです。
あ、来年って、猫年じゃないだろ!
来年は、へびだ、巳年だ、と
。
で、その次の段階で、
ってか、猫年って、……ないよ
。
と。
いやー、

。
なんで猫年がないのか、ニャんだか不思議ではありますね。
調べてみますと、すぐに回答が。
「神様のもとに、新年の挨拶に来た順番に12年まで、動物を割り当てることになりました。
挨拶に行く日について、鼠は猫に嘘を教えたため、猫は十二支に入れませんでした。
それで猫は鼠を追いかけるようになったのです。」
ほほう。
で、もうちょっと詳しくはこちら。面白いですねえ。
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昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出したそうな。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」
動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。ところが猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、ねずみに訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。猫はねずみが言うのを間に受けて、喜んで帰っていったと。
さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると、まだ誰も来ていない。
我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。とたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまった。それで牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。それでねずみを恨んで、今が今でもねずみを追い回すのだそうな。
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これは福島県のものですが、類話は日本全国に伝わっており、他に、遅れてきた猫が神様に 「顔を洗って出直して来い」と怒られて、以来猫が顔を洗うようになった。 猫がお釈迦様の薬を取りに行ったねずみを食べてしまったために十二支に入れてもらえなかった。 などというものもあるそうです。
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ほほう、ほう。
こういうこと、ちゃんと知らないとまずいですな。
言い訳がましいですが、十二支、あの「ねーうしとらうー……」っての、全部言えるんですよ。
でも、なんかね、うっかり、というか、
……来年は猫年か、などと。
あ、わかった、あれだ。
ねー、うし、とら、たつ、みー、
ほら、
みー、ミー、ミィ、ミィ~

これだこれ(ちがうのさ(笑))。
自分で、イエーになりますな。
あ、イヤになりますな。
イエーになってどうする

。
でもね、こんなお話もありあました。
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「チベット」「タイ」「ベトナム」「ベラルーシ」などの国では、うさぎの代わりに猫が入っているのだそうです。
ということは、今年の2011年は、地域限定ではありますが「猫年」と言えるのかもしれません。
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ほらほらー、あったあった
(なにを得意げか、という)。
でも、どっちみち、来年ではないのですどね(笑)。
はい、皆さん、来年は、巳年ですよー




。
(だから、僕以外、全員知ってるってば
)
ではー。