く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<奈良県高取町> 秋晴れの下、賑やかに「第25回たかとり城まつり」

2013年11月24日 | 祭り

【時代行列や駕籠かき競争、殺陣の実演、よさこい、雅楽、骨董市……】

 奈良県高取町で23日「第25回たかとり城まつり」が開かれた。高取山頂に築かれた高取城は城郭の広さが約6万㎡、周囲約6キロと国内最大規模で、岩村城(岐阜)、備中松山城(岡山)とともに日本3大山城といわれる。その城につながる土佐街道や児童公園を中心に、時代行列や駕籠(かご)かき競争など多彩な行事が繰り広げられた。

 

 メーンイベントの1つ、時代行列は午後1時に始まった。ほら貝、旗行列を先頭に大名行列奴(やっこ)のねり、八重と鉄砲隊、高取城甲冑隊、九度山真田隊、大阪城鉄砲隊と勇ましい武者行列が続いた。しんがりは大道芸の玉すだれ。華やかな衣装姿で見事に竹製のすだれを操ると、沿道を埋めた観客から盛んに拍手が送られていた。

 

 駕籠かき競争は25回目という城まつりの節目を記念して復活した。参加したのは7チーム。趣向を凝らした駕籠に可愛らしい姫を乗せて500mほどを「エッサ」「ホイサ」と駆け抜けた。ただ、コースの土佐街道は緩やかな上りの坂道が続く。そのため途中で水を補給し、ゴールの児童公園では疲れ果て座り込む男性もいた。

 

 

 この他にも様々なアトラクションが続いた。火縄銃の実演、居合道、殺陣の実演、夢おどり、よさこい鳴子踊り、雅楽の演奏、大骨董市、フリーマーケット……。天誅組150周年記念パネル展や町家立面図パネル展なども行われていた。町役場の駐車場と結ぶシャトルバスの会場側発着場のそばには昨年9月ギネスに公認されたという「空き缶の城」がそびえていた。使ったビールの空き缶は3万5679個に上るという。

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