こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。
この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
それでは第39回目です。
39.言い過ぎないこと
広告制作を依頼され、最初に打合せる時、必ずといっていいほど、クライアントは、商品の特性をあれこれ言い立てます。
クライアントにすれば、その商品ほどいいものは他にないという自負を持っていますから、それはそれは凄いものです。
そして、それらをすべてをコピーの中に入れてほしいというのが本音です。
下打合せで、これとこれは削りましょうとこちらから言っても、いやこれは絶対必要なことなんだとほとんど言い張ります。
でも、一消費者の立場で見ても、客観的に見ても、どうみても消費者のメリットにはあまりないものも結構多いというのが本音です。
じゃあ、それをどのようにして引っ込めさせるか。
その場で、「これはちょっと」と言ってもまあ駄目です。
そんなときは何度も言っていますが、それをテーマに1案、ムダですが作りましょう。
いかにもそれを強調するように作りましょう。
良識のあるクライアントなら、それで、ああこれは駄目だ、と気づくはずです。
それでも、最終的にそれが採用されそうになったら、やはり、これはユーザーの心にはあまりヒットしませんよ、とやんわり言って、自分がこれだと思うコピーが採用されるように持っていくべきです。
それでも駄目だったら、もうクライアントに従わざるを得ないですね。
なんと言っても、クライアントがお金を出して、その広告を出すのですから。
その後にフォローできる体制だけは整えておいた方がいいでしょうね。
失敗した後の代替案も用意して。
さて、話がちょっと横にそれましたが、今回のテーマは「言い過ぎない」です。
クライアントとの打合せの時は、できるだけクライアントの言いたいことを聞きましょう。
もうこれ以上はないというまで、聞く方がいいでしょう。
それからがコピーライターとプランナーの仕事になります。
どの点を強調して、どの点を捨てるか。まず頭におくことは、ユーザー(消費者)がピンとくるのはどの点か。
自分の考えはそれからです。
自分がユーザーなら、この商品のどこが一番気になるか。
果たしてその点が一般のユーザーも気にするところか。
それから何案か作成しましょう。
しかしその前に、アピールするところをすべて書き出し、一度そのすべてを入れて文章を作りましょう。
いかがですか。
そのままなら冗長になって、とても広告のコピーとは言えない、ただの文章になってしまっているはずです。
そこからがコピーライターのコピーライターらしい仕事になります。
どこを削って、どれを残すか。
必要なことが多くても、削れない場合は、箇条書き等にして残すとか、工夫の仕様はあります。
しかしできるだけ削りましょう。
削ぎ落とし、さらに削ぎ落とし、そうしてひとつのコピーができあがるのです。
それをクライアントから聞いたメモと比較しながら、見てみましょう。
まず、ユーザーが惹きつけられるものになっているか。
言いたいことはほとんど入っていたら、まずまずベターです。
しかしそれよりも、ちょっと言い足りないかな、と思うぐらいだったら、それがベストです。
いいコピーは、必ず、ユーザーが言い足りないところを自分の頭の中で完成させてくれますから。
まあそんないいコピーが書けるのは、なかなかありませんけどね。
ですからまずベストを目指すよりも、ベターを目指して、ちょっと力を抜いて書いた方がいいでしょうね。
<40>へつづく。
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。
あ、そうそう、下記のメルマガ「売れるキャッチコピーを作ろう」をぜひお読みください。
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藤田販促計画事務所
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E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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39.言い過ぎないこと
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クライアントにすれば、その商品ほどいいものは他にないという自負を持っていますから、それはそれは凄いものです。
そして、それらをすべてをコピーの中に入れてほしいというのが本音です。
下打合せで、これとこれは削りましょうとこちらから言っても、いやこれは絶対必要なことなんだとほとんど言い張ります。
でも、一消費者の立場で見ても、客観的に見ても、どうみても消費者のメリットにはあまりないものも結構多いというのが本音です。
じゃあ、それをどのようにして引っ込めさせるか。
その場で、「これはちょっと」と言ってもまあ駄目です。
そんなときは何度も言っていますが、それをテーマに1案、ムダですが作りましょう。
いかにもそれを強調するように作りましょう。
良識のあるクライアントなら、それで、ああこれは駄目だ、と気づくはずです。
それでも、最終的にそれが採用されそうになったら、やはり、これはユーザーの心にはあまりヒットしませんよ、とやんわり言って、自分がこれだと思うコピーが採用されるように持っていくべきです。
それでも駄目だったら、もうクライアントに従わざるを得ないですね。
なんと言っても、クライアントがお金を出して、その広告を出すのですから。
その後にフォローできる体制だけは整えておいた方がいいでしょうね。
失敗した後の代替案も用意して。
さて、話がちょっと横にそれましたが、今回のテーマは「言い過ぎない」です。
クライアントとの打合せの時は、できるだけクライアントの言いたいことを聞きましょう。
もうこれ以上はないというまで、聞く方がいいでしょう。
それからがコピーライターとプランナーの仕事になります。
どの点を強調して、どの点を捨てるか。まず頭におくことは、ユーザー(消費者)がピンとくるのはどの点か。
自分の考えはそれからです。
自分がユーザーなら、この商品のどこが一番気になるか。
果たしてその点が一般のユーザーも気にするところか。
それから何案か作成しましょう。
しかしその前に、アピールするところをすべて書き出し、一度そのすべてを入れて文章を作りましょう。
いかがですか。
そのままなら冗長になって、とても広告のコピーとは言えない、ただの文章になってしまっているはずです。
そこからがコピーライターのコピーライターらしい仕事になります。
どこを削って、どれを残すか。
必要なことが多くても、削れない場合は、箇条書き等にして残すとか、工夫の仕様はあります。
しかしできるだけ削りましょう。
削ぎ落とし、さらに削ぎ落とし、そうしてひとつのコピーができあがるのです。
それをクライアントから聞いたメモと比較しながら、見てみましょう。
まず、ユーザーが惹きつけられるものになっているか。
言いたいことはほとんど入っていたら、まずまずベターです。
しかしそれよりも、ちょっと言い足りないかな、と思うぐらいだったら、それがベストです。
いいコピーは、必ず、ユーザーが言い足りないところを自分の頭の中で完成させてくれますから。
まあそんないいコピーが書けるのは、なかなかありませんけどね。
ですからまずベストを目指すよりも、ベターを目指して、ちょっと力を抜いて書いた方がいいでしょうね。
<40>へつづく。
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
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