こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。
この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
それでは第40回目です。
40.スープの味は味わってみないと判らない
スープに限らず、料理全般、さらには口にするものすべての味は、どんなに懇切丁寧に文章で語られても、またその場で蘊蓄を垂れられても、結局味わってみないと分りません。
また、多くの言葉で伝えられれば伝えられるほど、なんだか本当の味からは遠ざかっていくような、そんなもどかしさを覚えることもしばしばではないでしょうか。
なんだかんだと百万言を費やしてがんばった言葉でも、口に入れられたそのたったひと口には負けてしまいます。
これはコピーライターにとってはとても辛いことです。
まあ、文章を生業(なりわい)としている人すべてに言えることですが。
それではテレビのように、見れば判るかといえば、それもまた無理です。
見て、語っても、そのひと口には勝てません。
今回は何が言いたいのか。
コピーはそのひと口には絶対勝てないということです。
じゃあコピーなんて必要じゃないかといわれますが、どっこいそうじゃないんです。
じゃあどうして必要なのか。
コピーの力は、人をして、そのスープを手に入れ、さらにその口にまで持ってくるために絶対必要なものなのです。
その力の差によって、スープの売れ行きが違ってくるところまで力量のあるコピーを作らなければならないのです。
そして、どれだけ短い言葉で、口に運ぶまでいたらしめるかというのが、コピーの力量の差ではないでしょうか。
長ければ長いほど、力がないと言っても過言ではないでしょう。
究極はたったひとつの言葉です。
なければ作るまでです。
まあ、究極まで行ってしまうと、それ以降コピーの力が不必要になってしまいますが、幸か不幸か、まだ究極にまで行っていないので、まだまだわれわれコピーライターには力を示す余地が残されています。
人をしてその口にまで持っていかせる力のあるコピー。
それを作るには、やはり百万言を費やしてみる必要があります。
百万も書けとはいいませんが、もう書くことがないというまで書いて書いて書きまくる。
その後が重要なのです。
推敲です。
どんどん削っていく。
必要だなと感じるものだけ残していく。
どんどん削っていく。
まだ必要なものだけを残していく。
さらにどんどん削っていく。
必要なものを残していく。
そして、最後に残ったものが、いいコピーと言えるものではないでしょうか。
ここで言いたかったのは、これです。
どんなコピーでも、まず必要なものは書いていくこと。
さらにはそこに、自身の感じなんかも入れていく。
もうこれ以上書けないというところまでやってみましょう。
そしてそこからいよいよ削り始めます。
書くことより、その書かれたものを削ることの方に力量の差が出ます。
コピーライターとして未熟な人は、残さなければならないものも削ってしまうこともしばしば。
どれだけ残さなければならないものを残すか。
その選択眼こそが、コピーライターとして一流かどうかの差になるのではないかと、極端にいえば、そうなります。
選択眼を、とにかく養いましょう。
そのためには、いいコピー、へたくそなコピー、両方よく読んで自身で身につける以外に手はありません。
さらに、以前にもいいましたが、小説を読み、詩を読み、評論を読み、時代を読み、映画を見、テレビを見、ラジオを聴き、インターネットサーフィン(もうこの言葉は死語ですかね)をすることですね。
とにかく経験を増やすこと。バーチャルでも何でもいいのです。
いい経験、悪い経験、増やしましょう。
<41>へつづく。
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。
あ、そうそう、下記のメルマガ「売れるキャッチコピーを作ろう」をぜひお読みください。
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群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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40.スープの味は味わってみないと判らない
スープに限らず、料理全般、さらには口にするものすべての味は、どんなに懇切丁寧に文章で語られても、またその場で蘊蓄を垂れられても、結局味わってみないと分りません。
また、多くの言葉で伝えられれば伝えられるほど、なんだか本当の味からは遠ざかっていくような、そんなもどかしさを覚えることもしばしばではないでしょうか。
なんだかんだと百万言を費やしてがんばった言葉でも、口に入れられたそのたったひと口には負けてしまいます。
これはコピーライターにとってはとても辛いことです。
まあ、文章を生業(なりわい)としている人すべてに言えることですが。
それではテレビのように、見れば判るかといえば、それもまた無理です。
見て、語っても、そのひと口には勝てません。
今回は何が言いたいのか。
コピーはそのひと口には絶対勝てないということです。
じゃあコピーなんて必要じゃないかといわれますが、どっこいそうじゃないんです。
じゃあどうして必要なのか。
コピーの力は、人をして、そのスープを手に入れ、さらにその口にまで持ってくるために絶対必要なものなのです。
その力の差によって、スープの売れ行きが違ってくるところまで力量のあるコピーを作らなければならないのです。
そして、どれだけ短い言葉で、口に運ぶまでいたらしめるかというのが、コピーの力量の差ではないでしょうか。
長ければ長いほど、力がないと言っても過言ではないでしょう。
究極はたったひとつの言葉です。
なければ作るまでです。
まあ、究極まで行ってしまうと、それ以降コピーの力が不必要になってしまいますが、幸か不幸か、まだ究極にまで行っていないので、まだまだわれわれコピーライターには力を示す余地が残されています。
人をしてその口にまで持っていかせる力のあるコピー。
それを作るには、やはり百万言を費やしてみる必要があります。
百万も書けとはいいませんが、もう書くことがないというまで書いて書いて書きまくる。
その後が重要なのです。
推敲です。
どんどん削っていく。
必要だなと感じるものだけ残していく。
どんどん削っていく。
まだ必要なものだけを残していく。
さらにどんどん削っていく。
必要なものを残していく。
そして、最後に残ったものが、いいコピーと言えるものではないでしょうか。
ここで言いたかったのは、これです。
どんなコピーでも、まず必要なものは書いていくこと。
さらにはそこに、自身の感じなんかも入れていく。
もうこれ以上書けないというところまでやってみましょう。
そしてそこからいよいよ削り始めます。
書くことより、その書かれたものを削ることの方に力量の差が出ます。
コピーライターとして未熟な人は、残さなければならないものも削ってしまうこともしばしば。
どれだけ残さなければならないものを残すか。
その選択眼こそが、コピーライターとして一流かどうかの差になるのではないかと、極端にいえば、そうなります。
選択眼を、とにかく養いましょう。
そのためには、いいコピー、へたくそなコピー、両方よく読んで自身で身につける以外に手はありません。
さらに、以前にもいいましたが、小説を読み、詩を読み、評論を読み、時代を読み、映画を見、テレビを見、ラジオを聴き、インターネットサーフィン(もうこの言葉は死語ですかね)をすることですね。
とにかく経験を増やすこと。バーチャルでも何でもいいのです。
いい経験、悪い経験、増やしましょう。
<41>へつづく。
それでは今日はこれで。
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