言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

録音電話営業のアホさ加減

2011-03-09 09:19:13 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしく。



▲横須賀港に係留されている戦艦「三笠」です。一昨年よりNHKで年末に放送されている「坂の上の雲」にもでてくる、日露戦争時の連合艦隊の旗艦です。手前が東郷平八郎元帥の像ですね。

今日は太田商工会議所で講演をします。
テーマは「商売、営業するにあたっていちばん大切にしなければならないことは?」です。
太田市で商業を営んでいらっしゃる経営者の方の前で約1時間半の講演になります。
楽しみが一番、でもちょっと上がりそう。
みなさんに自分の考え方を述べ、少しでもこのまったりした現状から抜け出すヒントが生まれたらいいなと思って、がんばります。
この報告はまた明日します。
ワクワク、ワクワク~~~~、そしてドキドキドキ。

また同じ太田商工会議所で4月から1年間に渡り、毎週木曜日、商業関係の経営相談のお手伝いをすることも決定しました。太田商工会議所会員のみなさんで、このブログを読んでいただいている方がいらっしゃいましたら、一度おいでください。
また太田商工会議所をご紹介していただいた桐生商工会議所のAさん、ありがとうございました。講演が終わり、確定申告期が過ぎたらお伺いして直接お礼をしたいと思っています。


さて、昨日のことです。
ある電話がありました。
よくある金融商品の営業の電話ですが、非常に頭にきました。
というのは、まずナンバーディスプレイに表示されたのが「ヒツウチ」です。
これはまったく相手に対して失礼です。

しかしたまに非通知でかかってくるクライアントもいますので、受話器を取りました。
すると聞こえてきたのは、何の挨拶もなしに突然響いてきた録音された声。
「お仕事中失礼します」という言葉もなしに、すぐにセールストークに入るんです。
それも明らかに録音されたと分る声で。

すぐに切ろうと受話器を戻そうとした時、手が滑ってデスクに受話器が落ちました。
当然のように、その声はまだ“無邪気に”しゃべり続けています。
拾い上げてすぐに切りましたが、これって、まったくアホですね。

今どき電話セールスなんて古くてほとんど益のないものであり、さらにさらに録音なんて、それこそ相手をバカにしているのと同じことなんです。それさえ分らずに、臆面もなく電話をかけてくるなんて、無知も甚だしい営業です。

録音して電話をかければ、自分がしゃべるのは1回で済むから楽だ、とでも短絡的に考えてのことでしょうか。
セットしてからその時間は自分は出かけて営業できる、時間が二重に利用できる、とでも?
この人に対しては、憤りを通り越して、もう憐れみしか浮かびませんでした。

電話にでる数分の時間だって、その人に取っては時間を盗まれたのと同じなんです。
ですから相手の時間を預かるのだという思いで、預かるのですから、相手にとって有益になる情報を伝えなければなりません
もちろん相手先に出かけて営業するのも同じことです。
相手先の貴重な時間を奪っているのです。
そういう思いで営業すると、また違った結果が生まれてくるのではないでしょうか。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日も素晴らしい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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