こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日、珍しく、早期に確定申告しました。
電子申請もできるということは数年前から知ってはいますが、住基カードを持っていないし、またそれを取ることもあまり興味がないので、今にいたっても、会場に赴いて自分でやっている始末。
時間のロスと言えば言えますが、これはわたしなりに考えもあってのことで、待ち時間は本を読む時間にしています。
今年も分厚い文庫本を持って臨んだんですが、なんと待たないですぐにPCの前に!
この時分はまだ空いているんですよ!
なんだか拍子抜けして帰ってきました。
昨日は気温は暖かめだったのですが、北風がけっこう強くて。
陽が陰るとともに寒くなりました。
今日は今のところあまり昨日ほどは風もない様子で、気温も高め(今の時分にしてはということで)で、なんだか日中いっぱいはほんのりと過ごせそう。
さて、本題です。
昨日ちょっと買物に出ました。
それでレジに並んだときに、そのレジの人が「研修中」という大きなカードを胸から下げていました。
新人さんですね。
新人研修というところ。
そこで何となくわたしは、「あれっ?」と思ったんですね。
何を?
何で「研修中」というカードを、この会社は新人に下げさせているんだろう? って。
あなたは別にそんな光景は今までにたくさん目にしてきて、別に変だとは思わないでしょう。
でも、ちょっと考えてほしいんですが、その「研修中」というカードは、もちろんお客様に向かってアピールしているんですよね。
じゃあ何でアピールしているか、というと、
「まだ新人なので、遅くても勘弁して」
「ちょっと失敗しても大目に見て」
とまあそんなことではないでしょうか。
しかしこれって、ものすごくお客様に甘えていませんか?
自社で徹底的に、現場に出たら、他の人たちと一緒にできるぐらいに鍛えてから現場=お客様の前に出すというのが当たり前なのに、自分たちは基礎だけ一応教えて、後はお客様にその研修の負担をしてもらおうということではないでしょうか。
言ってみれば、お客様の時間を奪っているということです。
それに対して、「そんなの、たかが数十秒、数分のことじゃないか」と言う人(上司、管理職)がいますよね。
そんな人(上司、管理職)に限って、社員にはコスト意識をこれでもかと押しつけて、その1秒も無駄にするな、なんて、もしかしたら社内では言ってません?
社内では厳しく時間のコスト意識を盛んに言い募っているのに、お客様に対しては、その大切なお客様の時間を無駄にさせているということ、ですよね。
これってものすごく矛盾していると思いませんか?
本来なら逆ですよね。
社内では少し時間がかかっても、お客様には早く対処するのが、まともなサービス業ではないでしょうか。
そこで思い出したのは、ある時、県内ローカルのあるスーパーのレジに、やはり新人研修レジがありました。
そのレジには1枚のPOPが掲示されていました。
『新人研修レジです。お急ぎでない方で、レジ研修のお手伝いをしていただけるお客様はこちらのレジで御精算ください』
というような文言だったように記憶しています。
せめて上記のようにお客様に断るべきでしょう。
もしくは、わたしならこんなアドバイスをします。
新人を実践レジで慣らすために、予算を取ります。
その予算を、このように使います。
『新人研修中。このレジでご精算のお客様にはお礼として記念品(もしくはお買上額の数%値引き)を差し上げます。』
いかがでしょうか。
そうすることで、新人も心お開きなくレジ打ちの練習ができるし、お客様も自分の時間を削る分何かの見返りが得られます。
とにかく「新人研修」はレジに限らず、お客様の負担をお願いする場合は、お客様に何かメリットとなるものを準備するべきではないでしょうか。
それでは、また明日。
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