こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
曇りがちな空。
昨日は朝はよく晴れたのですが、午後あたりから曇ってきましたね。
明日は雨模様、らしい。
さて、本題です。
ある古い喫茶店。
夜の営業時間終了間際。
あと十分ぐらいで閉店というとき。
客席には数人のお客様。
と、ひとりの従業員が、空いている席の椅子をテーブルに、脚を上に向けて上げ始めました。
それを横目に見ながら、しょうがなく立ち上がるお客様と、それでも粘る二人のお客様。
そして、その日の営業終了時刻に至るやすぐさま、「お客様、すみません。今日の営業は終了です」と粘る客に伝える。
しょうがなく席を立つ二人。
………というような光景は、数十年前にはザラにありました。
かく言うわたしも、学生アルバイト時代に実際にやった口です。
それでもマネージャーには叱られませんでした。
どこでもやっていることだからと。
翻って今現在、こんなことをやっているお店はまあほとんどありませんが、似たことをやっているお店はまだあります。
確かに、営業時間を過ぎても粘るお客様がいると閉口します。
そしてその時間はまったくのコストアップにつながりますし、もしアルバイトを抱えている身ならば、時間で帰してしまわなければならないし、居てもらうとすると超過勤務の手当も払わなければならない。
何の得もないというわけですね。
こんなとき、あなたのお店だったらどうしますか?
やはり毅然と、お客様に時刻が過ぎた旨お伝えしますか?
それともガマンして、お客様が帰るまで待っていますか?
待っている間も、厨房などのバックヤードならお客様のいるなしに関係なく掃除や帰り支度はできますが、客席となるとやはりお客様に不快な思いをさせてしまったら、そのお客様は二度と来てはくださらないこともあるでしょう。
じゃあ最後まで待って、気持ち良く送り出しますか?
非常に難しい問題です。
あなたならどうしますか?
オーダーストップの時刻を設けている飲食店は多いようですが、それはだいたい閉店時刻の30分前ぐらいに設定しています。
そうして暗に閉店時刻を知らせているということも言えます。
しかしそれほど杓子定規にことが図れればいいでしょうが、何しろ相手は生身の人間で、十人十色。
特にお酒が入っているときなどは困りますね。
和食関係のお店などでは暖簾をわざと大きい仕種で店の中に入れて、お客様にそれと分かってもらうようにするところが多いようです。
他には、外に出してある看板や展示物を店の中に引き込み、それとなく分かってもらえるようにするところもよくあります。
また店頭の照明を落とし、何となく店内が暗く感じるようにして、お客様に雰囲気で分かってもらおうとするお店もあります。
お店それぞれで苦労しているとは思いますが、それはお店の方針としてはっきりと決めておいた方がいいと私は思います。
きっちりと営業時刻を決めて、その時刻にまだお客様がいたら、きちんとお客様に説明してお帰りいただくようにしてもいいのではないでしょうか。
それを徹底してどのようなお客様に対しても同じようにお断りしていると、次第にお客様にも分かってもらえるのではないかと思います。
ああこの店はこの時間には閉店になるんだとお客様に分かってもらえれば、お客様の方で帰ってくれるようになるはずです。
逆に最後のお客様が帰る時刻が閉店時刻だと考えて営業するのも、これもまたお店の方針としてはいいのではないかと思います。
何ごともお客様まかせにするというのも、ひとつの営業方針とするならば。
まあいつものように結論は出ない話ですが、結局のところ、すべてはあなた次第であるということ、です。
それもまあひとつの決断、というところですか。
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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