こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
朝起きがけは涼しかったのですが、すぐにムシムシするようになってしまいました。
あの爽快な気分、返してくれ!
昨日も30℃には届かなかったのですが、暑いところでは34℃にもなった地域もありました。
5月最後の日でしたが、それで今までの記録を抜いてしまったようですね。
既に日本列島は、亜熱帯地域になってしまったのではないでしょうか。
だから雨が降る時はいちどきにたくさん降るといった、熱帯に近い気候になったのではないでしょうか。
さて、本題です。
昨日の日曜日、あなたのお店では売上はいかがでしたか?
何人のお客様が入りましたか?
客単価は?
さて、上記の質問について、何かあなたはちょっと疑問に感じることはありませんか?
答えがすべて「数字」ですよね?
もしかしたらあなたは、毎日の商いをそのような数字で捉えてしまってはいませんか?
もちろん税理士さんとか会計士さんとかとの帳簿上での話では、店の状態を掴むために必要なことですが、毎日の商いを、いちいち数字で考えるようになったら、ちょっと注意信号が灯ったと考えてください。
あの人はいくらこの店に遣ってくれた、というような思いが最初に出てきたら、注意してください。
お客様はそれぞれ一人一人個性があり、それぞれに接客の違いがあります。
数字は最終的な結果でしかないもので、数字からはその個性が見えません。
一人ひとりのお客様を大切に、と本当に思うのなら、そのお客様をひとりの人として接し、自分も(従業員も)ひとりの人として接することが基本になります。
お客様を数字で考えてしまうと、その接客が画一的(マニュアル的)になり、お客様の個性を無視した接客になってしまいます。
それは、お店は傾く小さな前兆です。
逆にいうと、数字にとらわれない接客をしているうちはまだ大丈夫だということで、さらにその接客方法を磨いてほしいと思います。
う~ん、なんだか言いたいことがうまく表現できないなあ、いまいち。
ごめんなさい。
でもだいたいで分かってくれますよね。
本当の商いをされているあなたには。
さて、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』、今日はもう15回目で、3週間目に入りました。
ここからどうぞ。
「私はその方がいいと思ったから言ったまでで、そのオーナーさんは、聞いた相手が間違っていたというような顔つきでしたね」
「たしかに、ね」
「でもあれじゃ誰だってそう言うと思いますよ。
ほんとうに料理の良さを分かってもらえる大人層に来てもらいたいのなら、料理の良さはもちろんですが、内装もそういったお客様に合った店づくりにしないと、無理だと思いますよ。
矛盾していましたね」
「自分じゃ分からないところも、確かにありますけどね………」
「だから人に聞くのはいいことなんですが、自分が気に入る意見を言ってほしいだけでは、お店は良くならないですよ」
「自分の気に入った答えを期待している、ってことですか?」
「ええ、それじゃ相変わらず独りよがりの店づくりしかできないですよ」
店主が何にこだわっているのか、ある意味“拘り”という言葉を本来の意味で持っている人へのアドバイスは、本当に難しいところがある。
そのこだわりが、お店を良い方向に向けるものであればいいのだが、たいていそれはマイナスの方向にしか働かない。
本田が今まで接してきた多くのお店の状況がそれを証明している。
本田はそこで他店の話は切り上げて、本来のまんだらの方に戻った。
「まあそういうことで、自分が来てほしいと思うお客様をきっちり把握して、それに見合ったサービスはもちろん、お店の雰囲気も作り替えなければ、私はいけないんじゃないかなと思うんです。
そこにはやはり、少しはお金をかけなくちゃ。
販売促進とかそういうものにかける以前に、店づくりにかけてほしいんですね。いかかがですか?」
「なるほどね。中途半端じゃ、来てほしいお客様にその意思が届かないということですね」
「そういえますね」
こうして聞き取りと、この日にできるアドバイスはその他2、3あって、終了した。
数週間後、ひとつの提案書を持って本田はまた、焼肉店「まんだら」に出かけた。
つづく
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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