言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

感謝されるビジネス

2011-05-04 08:23:29 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


▲先日植えたシャラ(夏椿)の苗木です。大きくなるには10年以上かかります。
小さな葉がたくさん茂る日々を楽しみにしていましょう。


数日前の日曜日、TBSテレビで放送された「夢の扉」(毎日曜日午後6:30放送)で紹介されていたのは、地熱(地冷)を利用した空調システムです。

簡単にいうと、地中に穴を穿ち、その下の地中の熱(大体1年中同じ温度)を住まいの床から取り入れて、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるというものでした。
この装置は作った人は、ふるさとの秋吉洞の中の温度が一定なことからヒントを得たそうです。

全国にそのシステムを引っさげて営業のために講演をしたのですが、最初の出席者はたった一人。
そして最初のお客様になってくれたのが母親でした。

しかしその環境に対して負担をかけないということもあって、じわじわと広がり、今では年間100棟の実績があるということでした。

話はそこから東北地方の仮設住宅を建てる会社から、その空調システムを取り入れたいということになります。

そして様々に工夫して材料費を押さえ、実際に取付けられることになったのですが、私はそのとき思いました。

そのシステムは、仮説住宅に対しては赤字を出しても提供するべきではないかということです。
何もボランティア精神で赤字を我慢しろというのではありません。
冷静にビジネスとして考えてみたのです。

昨年「フリー」というビジネス本が話題になりました。
上記の考え方もその“フリー”からの思考なのです。
→→→「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」


そのシステムを仮説住宅に提供することで、話題を集めるでしょう。
エアコン使用の経費を下げ、自然を利用するという、これからの省エネシステムに人々の視線が集まります。
そうすることで、まず今まであまり見向きもされなかったハウスメーカーが興味を示し、個人でも環境に配慮したいという人たちの関心も誘うことになります。

そうなることで一気にビッグビジネスになる要素が出てくるのではないか、と思ったわけです。

社会に貢献しながら、ビジネスを育てることができるのです。
これからのビジネスは、まず人から感謝されるビジネスが隆盛になります。
感謝されながら、ビジネスが大きくなっていく。
これこそ理想ではないでしょうか。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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