こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
昨日は風もまりなく、部屋の中から見ると、日の当たっているところは暖かそうでしたが、いざ外に出てみると、やはりこの時期の冷たい空気に包まれてしまいました。
冷たさも中ぐらいなり、今日の朝。
ちょっとばかり、温度もここ数日の中では高かったですね。
「鳴かぬならそれもまたよしホトトギス」
さて、今日のタイトルになっているこの言葉は、経営の神様、松下幸之助氏(我らが郷土の偉人!)が言った言葉です。
たくさんの経営者にある有名な言葉を示して、あなたならどのタイプですかと聞いたときに、松下幸之助氏が応えたものです。
もちろんその元になっている言葉(俳句)とは、
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」(信長)
「鳴かぬなら泣かせてみしょう(みせよう)ホトトギス」(秀吉)
「鳴かぬなら泣くまで待とうホトトギス」(家康)
ですね。
聞いたところ、ほとんどの経営者の方がいずれかのタイプかを選んだということです。
しかしその中でたった二人だけ、違ったことを言った人がいたというんですね。
その中の一人が上記の松下幸之助氏です。
松下幸之助氏は、こう言ったそうです。
「鳴かぬならそれもまたよしホトトギス」
ここで何を言いたいのか、わかりますか?
それはどんなときでも、与えられた枠の中でしか考えない人と、枠がたとえあっても、さらには違った考え方をする人との違いなんですね。
だいたいの人が、ある質問として数点の答えの中からいずれかをを選べと言われれば、その中からどれかを必ず選びます。
日本人は特に究極の選択というのが好きで、よくバラエティなんかでも、芸人が俳優にふざけて聞きますよね、この二人しか恋人に選べないとしたら、どっちを選ぶ? なんて。
しかし究極の選択といわれなくても、ある枠があると、どうしてもその中から選んでしまいます。
その枠があることで、そこだけにしか答がない、と思ってしまうわけですね。
でも本当は他にも違った答があるはずなんです。
たとえば「雪が溶けたら?」という子どもたちへの質問で、「水になる」と答えるのは普通の答で、「春になる」と答える子どものように、情緒豊かな感性のある子どもに育ってほしいとよく言われますが、しかし私は、それ以外にもいっぱいあるよ、というキャッチフレーズを実際に、ある学習塾のチラシで作ったことがあります。
答えは他にもいっぱいあるんです。
たとえば、
サッカーができる。野球ができる。
草が生える。
新学期になる。
お父さんが帰ってくる。
カエルが目覚める。
変わったところでは、時刻表が変わる。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
ほらね。
本当は人それぞれでたくさんの答を持っているはずなんですが、そこにひとつの枠をはめられると、人は簡単にその枠の中から選ぼうとします。
たとえぴったりの答が見つからなくても、その枠の外に探しにいくということをしません。近いものを選ぼうとします。
しかし経営には、他から与えられる問題や解答の中から探すというのではなく、何もないところから探さなくてはならないこともあるし、選択肢があっても、選択すべき事柄がその中にはないということもあるわけなんです。
経営者というものは、常に自分の観点、視点を広く持ち、自分で考え、自分で答えを独自に出さなくては、企業を発展させていけないのだということですね。
さてあなたなら、鳴かないホトトギスをどのようにしますか?
あ、そう、その中にはないと言ったもう一人の人は誰でしょうか?
それは本田宗一郎氏です。
本田宗一郎氏の答えは
「私は俳人ではないのでうまく詠むことはできないが、その三つのタイプには入らない」
です。
それでは今日はこれで。
経営や販促のご相談は24時間いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。
また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。
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お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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冷たさも中ぐらいなり、今日の朝。
ちょっとばかり、温度もここ数日の中では高かったですね。
「鳴かぬならそれもまたよしホトトギス」
さて、今日のタイトルになっているこの言葉は、経営の神様、松下幸之助氏(我らが郷土の偉人!)が言った言葉です。
たくさんの経営者にある有名な言葉を示して、あなたならどのタイプですかと聞いたときに、松下幸之助氏が応えたものです。
もちろんその元になっている言葉(俳句)とは、
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」(信長)
「鳴かぬなら泣かせてみしょう(みせよう)ホトトギス」(秀吉)
「鳴かぬなら泣くまで待とうホトトギス」(家康)
ですね。
聞いたところ、ほとんどの経営者の方がいずれかのタイプかを選んだということです。
しかしその中でたった二人だけ、違ったことを言った人がいたというんですね。
その中の一人が上記の松下幸之助氏です。
松下幸之助氏は、こう言ったそうです。
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ここで何を言いたいのか、わかりますか?
それはどんなときでも、与えられた枠の中でしか考えない人と、枠がたとえあっても、さらには違った考え方をする人との違いなんですね。
だいたいの人が、ある質問として数点の答えの中からいずれかをを選べと言われれば、その中からどれかを必ず選びます。
日本人は特に究極の選択というのが好きで、よくバラエティなんかでも、芸人が俳優にふざけて聞きますよね、この二人しか恋人に選べないとしたら、どっちを選ぶ? なんて。
しかし究極の選択といわれなくても、ある枠があると、どうしてもその中から選んでしまいます。
その枠があることで、そこだけにしか答がない、と思ってしまうわけですね。
でも本当は他にも違った答があるはずなんです。
たとえば「雪が溶けたら?」という子どもたちへの質問で、「水になる」と答えるのは普通の答で、「春になる」と答える子どものように、情緒豊かな感性のある子どもに育ってほしいとよく言われますが、しかし私は、それ以外にもいっぱいあるよ、というキャッチフレーズを実際に、ある学習塾のチラシで作ったことがあります。
答えは他にもいっぱいあるんです。
たとえば、
サッカーができる。野球ができる。
草が生える。
新学期になる。
お父さんが帰ってくる。
カエルが目覚める。
変わったところでは、時刻表が変わる。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
ほらね。
本当は人それぞれでたくさんの答を持っているはずなんですが、そこにひとつの枠をはめられると、人は簡単にその枠の中から選ぼうとします。
たとえぴったりの答が見つからなくても、その枠の外に探しにいくということをしません。近いものを選ぼうとします。
しかし経営には、他から与えられる問題や解答の中から探すというのではなく、何もないところから探さなくてはならないこともあるし、選択肢があっても、選択すべき事柄がその中にはないということもあるわけなんです。
経営者というものは、常に自分の観点、視点を広く持ち、自分で考え、自分で答えを独自に出さなくては、企業を発展させていけないのだということですね。
さてあなたなら、鳴かないホトトギスをどのようにしますか?
あ、そう、その中にはないと言ったもう一人の人は誰でしょうか?
それは本田宗一郎氏です。
本田宗一郎氏の答えは
「私は俳人ではないのでうまく詠むことはできないが、その三つのタイプには入らない」
です。
それでは今日はこれで。
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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
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